このレビューはネタバレを含みます
せっかく平日休みだったので舞台挨拶付きで鑑賞。各演者ファンの黄色い声が響き渡るのかと思いましたが、皆さん礼儀正しかったですね。失礼しました。
最近注目しているアジア映画（日台合作）だった事、涙もろさに定評がある私の涙活として観に来たんですが、予告編を観たのは失敗でした。あれ、話の展開予想出来ちゃいますよね。それでも演出で泣かしてもらえれば....
中盤ぐらいまで、ジミーの回想で出てくるアミに実体と感情が感じられない事に超違和感（と悪い予想を確信）だったんですが、のちにアミの主観に切り替わった時、実体と感情を戻すことによって、より深い悲しみを得られる様にしたのが秀逸で、さらにジミーは最初から事実を知っていたというね（だから実体が希薄だったのね）。と 妄想レベルで映画の巧さを感じていたら涙が止まらなくなって....
涙活としては大満足でした。ただ、ここまで良い雰囲気が出せたのは台湾勢のおかげのような気もします。もう少し邦画は頑張ってほしい気持ちもありました。
