このレビューはネタバレを含みます
最初は好きだった人、恋人の居場所がわからなくなって探していると思っていたが、途中でそうではないと気づき、切ないと感じた。
あみのジミーに対する思いやりが強くて、ジミーに嘘をついてまで病気を隠し通そうとした所は健気だと感じた。
余命10年の時も感じたが、監督は死んでしまう可能性のある病気だけど健気に懸命に生きる女性が好きなのかなと思った。たまたまかもしれないけど。
病気だけど健気に懸命に生きるというところは、余命10年と通ずるものがあったと思う。
あみが自分らしく人生を楽しんで、旅をして自分を見つめて、自分のあり方を見つけていく姿はかっこいいと思った。
ジミーの健気な恋心も繊細に表現されていて、10代の男性ならではの初々しさも感じられた。あみは余裕のある大人の女性に見えたけど、ジミーのこと本当はすごく好きだったんだなと気付かされた。
五月天の曲が流れたり、全編ほぼ中国語だったところも台湾に行っている感覚を得られた。
今回は初めて公開記念舞台挨拶を見たが、アドリブの場面もあったとは…
また見てみたいなと思った。