旅、それは自分を探す旅、自分を確かめる旅、あるいは…。
自分の会社をやめ、旅に出ることにした主人公ジミーが、18年前好きだったアミのことを思い出す過去パートと、様々な人と出会いながら目的地へ寄り道しながら旅する現在パートを交互に描く。
過去パートは、暖かく色鮮やかに描き、現在パートは、地味な色で冷たく寂しい雰囲気を漂わせる。
ラストには展開が、二転三転し驚かされる。
過程は違えど構成が最近見た「アナログ」と似すぎててあまり感動は出来なかった。アナログを見るタイミングを間違えた模様。
中盤も少し冗長な部分もありつまらなく感じてしまった。
しかし、エンドロールのMr.Childrenの歌が見事に映画とマッチしていて感動のピークはエンドロールだとさえも感じてしまった。
それぐらいMr.Childrenの作曲力が光っていて素晴らしかった。Mr.Childrenのエンドロールで★+0.2ぐらい。
岩井俊二のラブレターもスラムダンクも見ていなかったので相乗効果もなかったのかもしれない。
