このレビューはネタバレを含みます
こういう話だったか。
最後まで見てから思い返すと、ジミーの旅が最初からどこか暗いのも、アミの言動も腑に落ちる。「お元気ですか?」もただのLove Letterごっこではなかったのだと
ジミーは拗ねたまま終わらずちゃんと勇気を出してランタンに連れて行ったのも偉かったし、今は現実にも向き合ってて偉いよ。偉すぎる。ちゃんと気持ちも伝わってたと思うしね
ストーリーはちゃんとキュンだしちゃんと泣けるのだが、それよりも全編通して軸にある「旅」というテーマが結構好きだった。ベタに一期一会を描いているだけだけど、風景の写し方も綺麗だったしキャスティングも良かったからロードムービー的に観てもかなり満足度が高かった
みっちーとは連絡先を交換してたけど、多分この先連絡を取ることもなければ会うこともないんだろうな、とか、逆にただこれだけの出会いだったけどこの先なんかのきっかけで連絡取ってみることもあったりするんだろうな、とか考えると、旅の出会いって独特なエモさ、可能性を持っててたまらない。
家族のように仲良くしてたバイト先だったとしても、店が潰れちゃったら会う術がなくなっちゃったりしてさ、わかんないけど
思い出は残るし、連絡先、手紙、壁画、場所、、形として残るものがあればそれがその思い出を証明する、、みたいなそんなエモさに浸れる映画でした
はい私は好きですよこういう映画が
旅がしたくなる🚇