このレビューはネタバレを含みます
この作品のジミーとアミが再会出来るか、出来ないかというところと、台南と日本の二つの舞台をそれぞれの年代で旅をするところが目玉であると思う。
ジミーは久々に会えるかどうか分からないけれど、たまたま日本に行けるタイミングだったからアミの絵葉書を頼りに尋ねて来たのだと思っていた。
しかし最大の驚きと評価が上がった点が、
実はジミーはアミの死を知っていて、それと向き合うため訪れたということだった。
それが分かった瞬間に映画としての重みが増した気がした。
大人になればなるほどけじめをつけるのは難しくなってくると思うが、けじめをつけた上でまた新しい旅(恐らく新しく事業を始める事)を続けるのは勇気ある行動だと思う。
台南のあの雰囲気は非常に好きなので旅をしたくなる映画だった。
ロードムービーにハマりそうな予感。
love letterを観ていないのでそこだけ入り込めなかったのが残念だった。