難病で引退を余儀なくされた元一流メジャーリーガーのレイ。現役復帰を夢見る彼は、理学療法を兼ねてプライベートプールを備えた郊外の家を購入する。だが、長年使われていなかったプールに潜む謎が、一家を逃れられない恐怖の底へと引きずり込んでいくってお話。
ブラムハウスとジェームズ・ワンがタッグを組んだ本作。過度な期待は禁物って思ってたけど、やっぱり期待値が上がってしまいますよね。
タイトルからもわかるように、プールに潜む何かが家族を襲っていくんです。足の届かないプールって言うだけでも恐怖心が芽生えるのに、夜のプールに入るって考えただけでも怖い。ちょっと話は逸れるけど、昔「ジョーズ」を観てから海で足の届かないところは今でも怖いです。
このプールですが、この水に浸かると怪我や病気が治っていく不思議な効力を持っているので、入ったらアカンって思ってても回復のために入ってしまうレイの気持ちはよくわかる。自分も高校時代のクラブで左肘を骨折して大事な試合に出れなかった過去があるのですが、その時にこのプールがあったら悪魔の囁きに負けてプールに浸かってたかも。
普通にホラー映画としては楽しめるのですが、ブラムハウスとジェームズ・ワンの作品と思ってしまうと物足りなさを感じました。ただ一昔前のホラー映画を彷彿させるような雰囲気もあり、そこを狙ったのかなって勝手に思ったりもしました。
プールに潜む何かの謎が最後までわからなかったけど、どっかで説明あったのかな？
