まさに一般的、多数派とされる世田谷区の普通の小学校を舞台に、入学したばかりの1年生のクラスと卒業を迎える6年生のクラスにスポットを当てて、１年間追いかけたドキュメンタリー映画。
監督と山崎エマさんが、日本人はどうつくられていくのか？を知るために撮りたかったというこのドキュメンタリーはまさに、日本人が生成されていく様をとてもフラットな視点から撮影されている。
賛否両論するのではなく、これがいいと思えばこれがいいし、違うと思うなら違うでいい。
人の迷惑になってはいけない
誰かの足を引っ張ってはいけない
というのは当たり前に教えられてきたこと
だけど、その背景には
誰かが我慢をし、無理をしていることもある
ということにも気づく必要がある
そもそも持って生まれた個性は本当にひとりひとり違う中、子供から大人へ成長していく過程に正解はない。
けどやっぱり自分から知りにいくこと、自らが体験してみること、見聞だけで判断しないことが大切だと思う。
