東京国際映画祭「山崎バニラの活弁小絵巻2023」にて鑑賞

無声映画体験3本目。

フィルム自体を染色して色をつける、そんな豆知識話を聞かせてもらってへぇーと思いつつの鑑賞。

色がついていると言っても、画面全体がその色のフィルター通したような感じ。
外のシーンは青色、屋内のシーンは赤っぽい感じ。

何とか色のある世界を映像に収めたかったり、見てもらう楽しんでもらいたかったり、新しい事したかったり、当時の人はいろいろ工夫を凝らしたんだろうなぁなんて考えたり。

工夫という点では踊る人形のおもちゃのシーンの二重、もしかしたら三重撮影かもって話も面白かった。

映画の内容的には活弁士さんによる時代背景の説明とかないとよくわからんかもなーって話ではあるけど、相変わらずのちびっこギャングのなんでもあり感は健在。
足が焼きレンガ売るって何よ笑

でもなんかクリスマスに子どもがたくさんおもちゃとかもらえる話はなんか好き。

少し早めのクリスマス映画体験でもあった。

東京国際映画祭、山崎バニラの活弁小絵巻にて。
なんと手彩色とな！すごいもんみたな！という満足感がすごい。
子どもたちがかわいくてよい。

2023年　第36回東京国際映画祭にて

山崎バニラさんの活弁小絵巻

大人気『ちびっ子ギャング』シリーズの続編です。ホワイトクリスマスの飢えと寒さを、子どもたちが自らの力で乗り切ろうと奮闘するコメディで、前作よりもハートフルな作品。
フィルムにもこだわっていて、屋外シーンは青色に、屋内シーンは赤色に染め分けたとのこと。
しっとりとしたピアノの音色と、やさしい語り口にうっとりした。
子どもたちが楽しそうにクリスマスを過ごしている姿に胸が温かくなった。