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反戦・ロマンス映画
小説原作、1924年（浦辺粂子）に続いて２度目の映画化
全く知らない作品だが何かでお薦めに出ていたのかも
お兼は貧乏な実家のために金持ち老人の妻となる。
老人が死にやがて父も亡くなる。母と二人で故郷の村に帰るが村八分にされる。
その村で模範兵の清作と出会い結婚する。
やがて日露戦争が始まり清作は負傷して帰還するが再び戦地へ招集される。
お兼は隙を見て釘で清作の目を潰し戦地へ行かずに済む。
お兼が服役後戻ると盲になった清作は「お前がいなかったら馬鹿な模範兵、世間体ばかり気にする阿呆だった」と礼を言う。
捻くれ者の阿婆擦れ女に真面目な模範生が惚れちゃう話なのかな？
土間に知的障害の乞食に小沢昭一を飼ってSEX。納屋でも畑でもSEX。
盲になって名誉より大事なものに開眼するっていうオチだけど、釘で目を潰すってバイオレンス過ぎる。
何故お兼が過激な行動に出るほど清作の事を惚れ込んでいるのかキャラ演出が弱い気がする。
陰口や戦死してこいと言う村人たちなど陰惨な描写は多い。
終盤に出てくる憲兵隊隊長に成田三樹夫
