西村大樹

ケナは韓国が嫌いで/韓国が嫌いでの西村大樹のレビュー・感想・評価

3.5
本作を政治的な映画と捉える方々がいる。自分は、青春映画として捉えた。

自分の育った環境に対する不満。それは万国共通の若者が抱く感情ではなかろうか。
韓国社会の抱く問題、韓国の家族関係の問題。それらを描いてはいるが、その思いは日本でもアメリカでも若者が抱く不満ではなかろうか。
そのため、アメリカや日本など諸外国でリメイクできるのでは?という思いが起きた。

ただ、ラストの展開は都合が良すぎるのではないだろうか。省略の仕方も分りづらい。
それが残念だった。
西村大樹

西村大樹