あんのことのゆかのネタバレレビュー・内容・結末

ミッシングと近い構図？（主役の女性とふたり男性で、一人はジャーナリスト）だからか比較してしまい、結論ミッシングがよかったかも。
杏がおばあちゃんから離れなり、桐野がさらっと記事にしたり、思ったよりサラッとした感情が多かったなぁと思ったけど、普通の人間ってそんなものなのかもとも。
多田羅の悪さはそっちか、という。
コロナ禍で見えない所で起きていたことを描きたかったのだろうか。それにしても日常的な描写にコロナはあまりなくて、その強さも感じず。
最後の子どものエピソードは何を象徴してるのかはまだ考え甲斐がありそうで、話の流れでは唐突感が。杏は老人ホームの振る舞い然り、あの家で育ったと感じさせないくらいの母性。これもドラマっぽくないなーと思ったけど、リアルはこうなのかも。
人はやはり人と近くなることによって人間性を取り戻せるのだなぁという。