ご機嫌な黄色

ショータイム!のご機嫌な黄色のレビュー・感想・評価

ショータイム!(2022年製作の映画)
4.0
これが実話ベースってのがいいじゃない😍
笑って泣いて、
“一人は嫌だから幻想にすがる”のではなく、
“踊るも歌うも私の権利”
みんなで夢を見せまSHOW✨🎀
トラクターはトラクターだけれどね

楽観主義な主人公ダヴィッドは崖っぷちで夢を見た
まずその表情に、彼のことを好きになる
キラッキラにときめいている笑顔
その笑顔に運は味方し、笑顔なくなった時アンハッピーもやってきた
鶏か卵か、笑顔か幸せか

安直な起承転結ではあるし、
どこまで盛っているのか創作なのかは置いといて(実際には両親は何年も受け入れられなかったらしい)、
白々しさの無い、見事にエナジャイズな多様性を体現する登場人物達
キャラ構成と物語への落とし込みがかなり巧みで、うなる、ホント巧い
個々のエピソードを見せきらないのも、みなまで言うなでいいじゃない
かけられた呪いから解放された踊りや歌は、なんて泣けるんだろう😭

綺羅びやかな衣装で牛に囲まれている
華やかなステージ上にも動物たちの鳴き声が聞こえている
デペイズマンの手法で、
シュールな可笑しみを愉しみながら、
歩み寄り分かり合っていく多彩な人達の温かみと善性を感じることが出来た


少し気になったのは、
主人公は楽観主義なはずなのに、大事な局面でその面目を躍如せず無責任な一面を露にしてしまうのが惜しいような、人一人の限界に納得するような
と、
ポスタービジュアルはなんだかミスリード感あり

もっと気になったのは、
彼がもう一度キラッキラにときめいたあの方🐔🐮
もっと見たい(⁠´⁠⊙⁠ω⁠⊙⁠`⁠)⁠かなり入ってた客席もめっちゃ沸いてましたよ😆

良い牛品🐂🐃牛ぃ良品🐮🦬
エンタメと牛に人は救われる
ご機嫌な黄色

ご機嫌な黄色