とても良い作品でした。
国を捨てなきゃいけなくて、いろいろ上手くいけなくて、、、なんでこんな苦労をしなきゃいけないのかな、と悲しいような腹立たしいような気持ちで観ていました。
国家とか国境って何のために、何を守るためにあるのかな?ってそんな事まで考えちゃったりして。
この環境だったら、なんか投げやりになったり、いつも怒っていたりも仕方ないのかとも思いましたが、、、いや、私は間違ってました。
いろいろ上手くいかなくても、失敗から学んで次に行くべきなんだな、と。まあ、いうのは簡単、綺麗事ですわ。
一番いいのは人がみんな生まれた国で幸せに暮らしていけて、その上で選択肢があるような環境なわけで、それを国の上の方の人たちが作っていかないといけないのよね。日本の今の情勢を鑑みて他国のことは言えないけど、ちゃんとやって欲しいなって。
今回、失敗から学べる人とそれができなかった人の違いはどこにあるのか、ちょっとわわかりました。
暗い映画ではないです。全然関係ないけど、宮本輝さんの作品を思い出しました。
しかし、一番のGJは、ラマ。主演男優賞あげたい。あ、メスかも?メスだったら、ごめん。