【義務教育の敗北を味わった映画😇】
アクション目当てで鑑賞。ほとんどなかった…
🦐全体の感想
アンニュイな雰囲気映画だった。台詞の一つ一つが抽象的で、全体像が掴みづらく、誰が何のために何をしているのかがまるで分からなかった…。スパイアクションノワール映画くらいのノリで観に行ったら、見事に重たいカウンターを食らった。むずい。
🦐時系列
時系列が変わっても、ほとんどのキャストの風貌が変わらないので時系列自体がミスリード狙いなのか、けっこう分かりにくかった。伏線だと思ってないから、それぞれが中途半端にフェイドアウトしてしまって、実はこういう事情でしたと忘れた頃に明かされても何の感慨もなかった…
🦐日本史の知識
物語を全然理解できなかったのは、時系列や相関図の複雑さも去ることながら、自分の日本史の知識不足がほぼゼロなのが大きな要因を占めると思う。日本軍が中国東北部を統治していた前後の歴史や文化、他国との関係性を知っていたほうがこの映画は楽しめそう。
🦐大日本帝国
日本人役は日本人の役者さんを起用していて、その点は新しいなと思った。不自然な言い回し(ちょっと詩的?)もあるけど、1940年代だし、そんなものかな?と納得することもできる。日本語と中国語でごちゃ混ぜに会話するときも、リスニングはできるけど話すのは母国語のほうが伝えやすいのかな?とか。難しい話を異国語でリスニングできるのも凄いなとは思うけど。
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⚠️この先、ネタバレあります⚠️
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🦐日本兵の描き方
日本との合作かと思うくらい日本の歴史が関係していて日本が彼らを侵略している側になるので、なんとも微妙な気分になる。ちょうどオッペンハイマーと立場が逆というか。水木しげるが描いていそうな日本人顔がたくさん出てきた。
🦐アクションシーン
唯一といって良いアクションシーンは、部屋にあるものを使いながらの肉弾戦で、物凄い迫力があった。ほんとに首絞めてない?ほんとに殴ってない?とハラハラしたし、むしろガンアクションよりも全然痛そうに見える。このシーンを見れて良かった。
🦐その他
・この時代にミルフィーユあるんだ😳
・結局秘密工作員って何のために戦ってるの?
・結局日本軍人は会合して何がしたかったの?
・日本軍人がひとり語りおじさんで苦しい
・芸者さんが🔪されなくて良かった…
・2人仲良しだと思ったのに…
・全員が謀してて何が何やら…
・最初の面談シーンの胡散臭さよ
・5年間一緒に住んで振られるおじさん
・おじさんには切腹して欲しかった
・この時代の服装やヘアメイク好き