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仮面ライダー THE WINTER MOVIE ガッチャード&ギーツ 最強ケミー★ガッチャ大作戦のmatchypotterのレビュー・感想・評価

3.5
ギーツ&ガッチャード。

めっきり最近のTVシリーズを観なくなってしまって、少し話についていけてない感は否めない。

ギーツはいつの間にか神のような存在になっていて、その力すら狙われるような絶対的な存在。
登場シーンもキザでカッコ良い。

最近の平成&令和ライダーは、キザでカッコ良いタイプか、未熟でガヤガヤうるさいタイプのどちらかが王道だが、個人的にはキザの方がやっぱり好き、かな。

そして、その2つの王道ではないタイプがもっと好きだったりする。
クウガ、555、OOOあたりはまさにそれで、自分探しというか運命や自由と向き合う戦士タイプ。
これはこれでドラマ性が優れていて、わかりやすく、献身性があり、主人公のライダーの葛藤や試行錯誤以外に周りのドラマも充実して話の見応えがある。

ギーツはキザ派の王道で、どんな時も完璧にやり遂げちゃうカッコ良さがあり、とてもスマート。

その次に出てきた新進気鋭のライダー、ガッチャード。
全然バックボーンや設定を知らずに観てたが、どうやらフォーゼ的なチームっぽい編成で、その1人のイケメン優男がガッチャード。

モチーフは“錬金術”。
かつて封印したカードの中身、人類が作り出した“ケミー”と呼ばれる不思議な生物たちが解き放たれてしまい、それを再び捕まえていく、と言う話らしい。

今回もそれを行なっていると、別の狙いで追ってたギーツ御一行と遭遇し、彼ら御一行と共に“最強のケミー捕獲作戦”的なゲームに乗せられてしまう。

どっちの誰が本来のどっちの敵なのか、この辺がTVシリーズを観てないとなかなか見分けがつかない、これが難点。
映画の難点というより、自分の事前情報不足、ちょっと勿体なかった。

ただどんなカオス的な状況でもブレないギーツたちと、未熟系の若々しさ溢れるガッチャード達のコラボはやっぱり面白い。

こういう前後のシリーズでコラボがあるからライダーの性格に違いをつけると劇場版でそれがしっかり厚みになって雰囲気が混じり合って独特の空気になっていく。

ガッチャードの見た目も若くて弾けてる感じで。
電王、フォーゼ系統か、これもこれでガジェットやストーリー構成次第で色んなライダーやヒーロー達と気軽にコラボできそうな気もする。

“錬金術”自体は面白そうなモチーフだし個人的にもっと勉強してもっと楽しみたい。

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TSUTAYA DISCAS運営の映画コミュニティサイト「Discover us」にて同アカウント名でコラムニストをさせて頂くことになりました。
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別視点で色々映画について書いていこうと思います!ご興味ある方は是非お待ちしております!
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