観た回数:2回
直近の鑑賞:U-NEXT(20.05.05)
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『007/カジノ・ロワイヤル(2006)』直後のダニエル・クレイグ×エヴァ・グリーン共演作ということで、中学時代ぶりの鑑賞。
【STORY】
守護精霊や魔法のようなものが存在するパラレルワールドの物語。
ライラは消えた親友らを探すため、"黄金の羅針盤" を持って冒険に出発する。
【王道ファンタジー】
魔法のアイテムを手に、動物の相棒と共に少女が旅に出る!
『ナルニア国物語』『ロード・オブ・ザ・リング』のような、選ばれし子供が冒険する王道ファンタジーですね。
ワクワクするサントラも直球のファンタジー音楽といった雰囲気。
冒険や壮大な世界観を楽しむ作品だと思います。
【内容は微妙】
設定はさておき、内容でいうと非常に微妙ですね…
感情に迫る部分はありませんし、要素が詰め込まれ過ぎて、人物も設定も全部半端な掘り下げしかされていないのが難点です。
色々感情や信頼関係の変化があるなら、もう少し演出でそれを反映してほしかったですね。
「鎧は魂だ」と語る "よろいグマ" なのに、その数シーン後に 「鎧は着けない方が早い」とか言って裸で走っちゃうのとか、ちょっとどうかと思います。笑
続編もありそうな終わり方なのに作られてませんし、ちょっと残念な作品の1つですね。
【ほか】
「フフフッ」と笑っていても、目は絶対に笑わないニコール・キッドマンが怖くてハマり役でした。
ライラの相棒 "パン" が、姿も声も可愛いです。
"姿が安定していない" という設定のおかげで1人何役もこなし、目を飽きさせないのも素敵ですね!
【メモ】
アカデミー賞では美術賞にノミネート