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【REVIEW】
注意喚起せずにはいられない、衝撃的な1作。
メンタルを追い詰められる映画が苦手な方には正直オススメできない。しかし、逆に言えば、それほどに刺激や恐怖、不穏さを映画に求めている人からすれば大好物となり得る映画であるということも保証したい。
「ここではこうしろよ！」「まだ引き返せる！」「早く帰れよ！」なんて登場人物にツッコミを入れながら、徐々に浮き彫りになっていく狂気とエスカレートする不穏さにゾクゾクさせられた。
“ちょっとした違和感”が本当の不快感になっていくというのはホラー・スリラー映画の王道だけど、今作はそれが本当に巧み。音楽や撮影、俳優の表情ひとつひとつを使ってじわじわと嫌な気持ちにさせていき、クライマックスはもはや歪んだ表情のまま固まってしまうような展開へ観客は導かれていく。
すでにジェームズ・マカヴォイ主演でハリウッドリメイクも決まっており（もう1回これ観るのか…）“2020年代前半を代表する胸糞映画”になること間違いなし。
危険な目に遭いたくなければ、リスクを冒さない。肝に銘じておこう…。
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観た回数:1回
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【星つけた際の"個人的"評価・好み】
※作品のウリじゃなさそうな部分、判断しにくい部分は「-」
総合点86pt/100pt 星換算★★★★4.3
95=スタンディングオベーション/90=大拍手/80=最高！/70=すごい！/60=良い/50=不足なし/40=あと一歩欲しい/30=うーん/20=さすがにちょっと/10=Z級
《配点》
好み（個人的なただの好み・印象の強さ）
85★★★★☆
監督（コンセプト・元ネタ・主題・固有演出）
93★★★★★
脚本（設定・起承転結・言葉・脚本のテンポ）
90★★★★☆
撮影（構図・カメラワーク・撮影での映像美）
80★★★★
演技（演技力・役作り・演技のインパクト）
89★★★★☆
編集（カット・編集でのテンポ・音ハメ）
82★★★★☆
音響（録音・音響）
80★★★★
音楽（サントラ・歌曲）
86★★★★☆
美術（キャラデザ・衣装＆メイク・セット）
87★★★★☆
配役（キャスティング）
89★★★★☆
VFX（VFXのクオリティ・VFXでの映像美）
80★★★★
