シネマスコーレのOP PICTURES+フェス2023で観ました。

僕のFilmarks投稿の基本的な方向として「貶さない、貶めない、そうするくらいなら書かない」というのがあるのですが、ちょっとだけディスっちゃいます。

あ、その前に！

僕のFilmarksにはレビュー（というか、僕の感想やらなにやら）を書かないくせに観た日と劇場、そしてスコアだけ付けてあるものがたくさんありますが、それらは「貶めるくらいなら書かない」という意味あいで何もかいていないというわけではありません。僕の投稿意欲にはものすごくムラがあって「描きたい気持ちになってる時は描く、そうじゃない時は無理に描かない」という、ただそれだけのことなのです。

それはさておき、

「私の太陽」は、まあこういう映画もあるよね、という感じ。設定も演出も演技も「どうしてこういう造りにしちゃうかなぁ？」と思ってしまった。ドタバタ劇を目指しているのかと思いきや、なんとも微妙な予定調和的結びに流れて行っちゃうのがすごく収まりが悪く余韻らしいものがあまり残っていませんでした。そんなわけで、僕には珍しいことですが、エンドロールの後、客電が上がる前に席を立ちたいような気持ちになってしまったのだった（でも立たなかったけど）。

こういう映画なんだな〜ということで、これはこれでよしとしましょう（自分の中で）。

いわゆるシンデレラストーリーではなくて、母娘にいじめられという内容から少しずつズレていく。お前は何が目的でなんのためにいるんだ？な狂った婚約者以上に、精神崩壊したかと思わせる狂ったように踊る母が印象的。ところで、お屋敷は一戸建てなんだよね？たまにマンションを外から捉えたショットがあったが、玄関の外を車が走ってたし。

2024.7.9鑑賞。