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Good Luck My Road
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Good Luck My Roadの作品紹介

Good Luck My Roadのあらすじ

東京でバイトを転々としながら自堕落な毎日を送る青年、清水蒼真。 蒼真の実家は老舗の料亭だが、兄との経営方針が合わず、反発して家を出た。蒼真はある日、緒形初音と巡り逢う。その行き逢いの意味を知る由もない蒼真。段々と二人の距離が近づいていく。 「吉野に行きませんか? 一緒に」 突然の初音の誘いに驚く蒼真。やがて、蒼真は導かれるように吉野山に向かうロープウェイの中にいた。蒼真の心が少しずつ動きだす。 初音と肩を並べて―― 。 二人の旅が、果てしない過去と、道なき未来への扉を開ける。 強く生きたい。奈良・吉野の地で自分を見つめ、泣き、叫び、走る。 壮大で不思議な旅の始まり。その道に、グッドラック ! !

Good Luck My Roadの監督

中村英児

原題
製作年
2023年
製作国
日本
上映時間
115分
ジャンル
ドラマ

『Good Luck My Road』に投稿された感想・評価

井筒しまが出ているので初日に鑑賞。舞台挨拶付き。
予想しなかったストーリーで、笑って泣いた。壮大な物語だった。とても素敵な映像でした。和楽器中心の音楽も荘厳で感動的でした。

井筒しまさんの演技がすごかった。スクリーンに引き込まれました。
吉野には行ったことがないし、奈良は修学旅行で行った程度だったが、その前後のロケ地が、下高井戸だったり桜上水だったり、出身高校の近くで、思い切り親近感がありました。監督の言葉を借りれば、これも「縁ですね」

余談ですが、冒頭から出てくる和楽器の演奏シーン、琵琶のような楽器、エンドロールによると薩摩琵琶と言うのかな。ネック側は四弦なのに、途中から五弦になってますよね!ギターも弾けませんが、最近弦楽器に興味があるので、そんなところに注目しちゃいました。(笑)
K5
2.7
たまたま主演女優さんにTwitterでフォローされたので鑑賞しに行きました。

ストーリーは邦画でよくあるタイプだなぁ、と言う感じではあるものの、描かれる吉野の風景はかなり良いものでした。
また主演のお二方はまだお若いながらも演技派だと感じられたので、今後の成長に期待したいところです。

ただ、映画としてはよくある邦画の物足りなさが否めないです。
その「物足りなさ」が何なのかを説明するための語彙力が私にはないのでうまく言えないです。

ラストは主人公の成長が見られる点は好きなタイプの映画です。
きっかけはシアターセブンで初日を迎えた『野球どアホウ未亡人』の初日舞台挨拶で、ヒロインの義妹役を好演してらっしゃった井筒しまさんが、次に出演する映画の件をちょこっと話されたこと。

サインをいただく時に、もうちょっと詳しく訊いておけばよかったものを、その時は訊けずじまいだった。

数ヶ月後、SNS上でしまさんの出演作の件がアップされ、ふ~ん横文字のタイトルか、シャレてんな〜と思いつつ、

え? 吉野? 吉野って書いてる?

と思わず絶句。

なんと、昨年吉野まで来て映画を撮ってらっしゃったとは、そりゃあもう、びつくりぎゃうてん、ですがな(笑)

それから公式SNSや、公式HPを確認すると、これは奈良県人としては見過ごすわけにはいかへんがな(いい意味で、ね)、ってなわけで、初日の暁には絶対立ち会いたい、ということで、奈良からはるばる池袋まで行ったのだった。

そもそも、なんで吉野なのか?

奈良が舞台の映画といえば、あの某女性監督の独壇場みたいな印象が強いかと思うが、本作は関係なさそうだし(笑)、では、僕も撮影に参加させてもらった『天使のいる図書館』のような観光PRも兼ねた作品か、といえばそうでもなさそう。

そういう意味でも、俄然興味が湧いたわけだが、とにかくなんで吉野なの? という疑問はずっと渦巻いていたのだった。

さて、物語は・・・。
主人公蒼真(安藤勇雅)は、都内のカフェでアルバイトをしているが、特に夢も希望もなくただ日々を送っている。

カフェの店長(春風亭㐂いち)にも、店の常連のロシア人占い師(NATALIE)にも、蒼真は自身のネガティブな性格を指摘され、カフェを辞めるとまで言い出す。

じつは蒼真は山梨の料亭の次男で、ある件をきっかけに家を飛び出していたのだ。
料亭を継いでいる兄の朝陽(武居翼)と番頭(東峯一)は、蒼真を連れ戻そうとするが、彼は聞く耳を持たず自暴自棄になる。

そんな蒼真の前に一人の女性、初音(井筒しま)が現れる。
数日前に街で出会い、カフェに客として訪れた時に、そんな蒼真の姿を目の当たりにした初音は、
「吉野に行きませんか」
と彼を誘うのだった。

かくして、蒼真と初音は吉野を訪れるのだが、そこで蒼真は思いもしない体験をするのだった。

蒼真を吉野へ誘った初音だが、開巻早々、断崖絶壁から海へ身を投げるというショッキングな行動が描かれる。
何故、彼女は蒼真の前に現れたのだろうか。

とにかく、本作はミステリーであり、ファンタジーであり、ある意味ホラーでもあるし、コミカルな要素もある。
そんなあらゆるカテゴリーが、まるでミルクレープのように幾重にも折り重なって、しかし、まったく破綻しないばかりか、最後には熱い感動に包まれるという、とんでもなくとてつもない映画だった。

特にあるシチュエーションでは、思わず涙が滂沱の如く溢れるほどに感銘を受けたのである。

しかも、それをわが故郷である奈良を舞台に撮っていただいたことに、さらに感動したのだった。

本作を監督された中村英児氏は、俳優でもあり監督もされていて、今回初めてお会いしたが、そのフィルモグラフィーを確認すれば、確かに俳優として出演されていたのをお見かけしたことがあった。

その中村監督、自身が奈良出身というわけでもないのに何故舞台を奈良にしたのか、については一言「縁」だと舞台挨拶で語っておられた。
具体的なことには触れてらっしゃらなかったが、本作のような力強い作品を作り上げたパワーを目の当たりにすれば、如何に深い「縁」がそこにあることは想像の範疇ではあるが感じ取れる。

蒼真役の安藤勇雅さんは、今回が初の主演とのことだったが、吉野で遭遇した不思議な体験を経て、人間的に成長していく姿、特に本作ではモノローグを多用し、蒼真が大峰山へ単身踏み込んでいくクライマックスは、まるでスペクタクル映画を観ているかの如き、怒涛の展開を一手に引き受けている。
その俳優としての情熱が、スクリーンからダイレクトに伝わってくる。

一方、初音を演じた井筒しまさんは、どうしても『野球どアホウ〜』のイメージが観る前にはあったが、いい意味で払拭してこの初音という複雑なキャラを熱演。
こちらも俳優としての実力が発揮されて、思わず見入ってしまうほどに。

この二人のアンサンブルがとにかく素晴らしくて、何度も書くけれど、それを奈良は吉野で演じていただいたということに、奈良県人としては本当に嬉しかったし、自信を持って多くの方に観ていただきたい秀作に仕上がっていたことに、ただただ感動するばかりだ。

また、本間貴志氏による劇伴も素晴らしく。
本間氏による琴を中心とした和楽器による演奏が、本作をまた唯一無二の魅力としてバックアップしており、映画音楽ファンとしても注目すべきところだ。

・・・で、最初に戻るが、そもそもなんで吉野なのか?

その明確な答えも映画の中にある。

是非、本編を観て確かめていただくとともに、吉野への旅の果てに蒼真が掴んだもの、初音がもたらしたものを共有していただきたい。必見!

追伸
僕の地元にそびえる二上山も、遠景で何度も映していただき感謝。
二上山を池袋の劇場で観ることの不思議さ(笑)と、入場者プレゼントでいただいた陀羅尼助丸を、奈良へ持ち帰る不思議さよ(笑)

嗚呼、多くの奈良県人にも是非観てほしいものだ・・・。