夜行列車に乗ったカリート

バッドランド・ハンターズの夜行列車に乗ったカリートのレビュー・感想・評価

バッドランド・ハンターズ(2024年製作の映画)
3.0
マ・ドンソク主演、ポストアポカリプスの痛快アクション劇。
いつもと同じような話ですが、まぁまぁなエンタメ映画。

大地震後によって文明が崩壊した世界。ハンターのナムサン(マ・ドンソク)は、娘のように面倒を見ていたスナが、キナ臭い医者に連れ去られたので助けに行くことにする…。

脚本はよくある話。セーフゾーンに行ったらそこが人体実験をしていて、終末モノに付き物なゾンビっぽいヤツらがいるっていう…。
話しは全部予想通りなんですが、キャストのアクションとマ・ドンソクの愛嬌があって面白く見れます。

マ・ドンソクだけでなく、バティを組む青年と軍人も結構動けるので、主演の単独アクション映画だけでない作りにしてあって、飽きさせない工夫がありますね。

人身売買とかもあって全体的に酷い話なんですが、マ・ドンソクがいるので安心して見ていられます。背中に背負った鉈が取れなかったり、マンションの階段で膝を痛めたりと小ネタも面白い。
ギャングを順に殴って気絶させるシーンは笑えた。

すっかりこんなキャラが定着しましたね彼は。