るい

怪獣ヤロウ!のるいのレビュー・感想・評価

怪獣ヤロウ!(2024年製作の映画)
3.7
バキバキ怪獣野郎!

怪獣映画ファンの使命ですね
怪獣ってタイトルだけで反応して
ちょっと楽しみにしてたやつ
まさかの主演のぐんぴぃと八木監督の
舞台挨拶付き上映の回
普通に席取れたので
込みで観てきました🤣🤣🤣

刃物の街、岐阜県関市では
街を盛り上げるため
市長の独断でご当地映画を作れと
役に立たない観光課に命じる
その監督をやりたいと自ら志願した男
観光課のダメ職員山田一郎
彼は昔から怪獣映画が大好きで
中学の頃に怪獣映画を自主制作して発表したこともある
だがその作品を笑われた過去があったが
恩師の後押しで今も夢を持ち続けていた
そんな怪獣映画が作れるチャンスが来たのだが市長に即却下され
やむなく市長がノリノリで作った
ベッタベタなご当地映画の脚本をもとに
制作していくが
果たして本当にそれが自分のやりたいことなのかと悩むうちに‥‥

バキ童ことタイタン所属の芸人
「春とヒコーキ」のぐんぴぃのまさかの
初出演&主演映画
エンドクレジットで知ったんだけど
制作総指揮が太田光代社長だったの
ビックリ
かつ監督自身がタイタン専属のマネージャーをやってた方なんですよね🤣🤣🤣
そんな監督の出身地である
岐阜県関市が舞台のご当地映画
もう感想は
それ以上でも以下でもない
普通のご当地映画なんだけど
何故か怪獣映画を作ろうって変な展開になる
やたら制作の熱意だけは凄い作品
(監督自ら変な映画って自虐してましたね)
とにかくアナログ特撮愛に溢れてる作品で
アマチュアながら試行錯誤、アイデア出しながら
超少ない予算で失敗しながらも
本格的な怪獣映画を作るんだけど
これが笑える
普通の結束力じゃないんですよね
もう彼の暴走っぷりに感化された皆んなが団結していく
これが面白かった
かつ演者が最高
特に手塚とおるさん演じる観光課の上司の
調子の良さがベタ過ぎて
爆笑でしかなかったww
すぐ手のひら返ししたり、調子良いこと言ったり
思いっきり手塚さんのはまり役🤣
さらにやたら無気力な同僚の
三戸なつめちゃん
なんかずっと置き物みたいで可愛かった🤣
でインパクトのデカさは
市長の清水ミチコだったな
キャラクター的にはやたら先代から受け継いできた守りに徹した街づくりにこだわってる
つまんない人間なんだけど
怒りのインパクトが清水ミチコが演じてるだけあって圧が凄い
あとレジェンド特技監督役の麿赤兒さんも
やっぱ凄かったな
その他にも
ちょい役で「ウルトラマンZ」の平野宏周くんが出てたり
狙ってなのか?「仮面ライダーセイバー」で
先代炎の剣士の上條さんを演じてた
平山裕行さんが
地元の刀鍛冶を演じてたりと
プチ特撮にゆかりのある人も出てた
田中要次さんの恩師も良かった
それとちゃんと地元の皆さんも
これぞご当地映画ってくらい
たくさん出てましたね
やっぱり微妙に下手で変な映画でも
愛があると全然違う
伝えたいだろうってものが
ちゃんと全部伝わってるんですよ
終盤にかけてが笑えるけど
胸熱だった
なんか刀持ってパンツ一丁で火ぃ吹いてる
ぐんぴぃに感動すら覚えましたよ🥹

かつ今回は観終わったあと
舞台挨拶で
本人たちから撮影の裏話いっぱい聞けたから
倍楽しかったです
監督、今回はちゃんとカーボーイ姿で来てました🤣🤣
ぐんぴぃがそれをめっちゃ弄ってたのと
実はその姿にはちゃんと訳がある話も聞けたのは貴重だった🤔
本当参加して良かったな
るい

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