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親友かよのmisshuのネタバレレビュー・内容・結末

親友かよ(2023年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

序盤の面白いテンションから、自分が大学進学する為の短編映画製作に利用しようとしていた死んだ友人の作品は別の友人の盗作だったとわかり、、どうするのさ、、となってのラスト、短編映画製作によって結びついた仲間たちの協力が描かれ、死んだ友人の最期の日が、彼と彼に関わる友人たちにとって素晴らしい日だったこともわかる、、という、最後の方は涙止まらん展開で、本当にすごい映画でした。

みんな色んな背景があって、友人関係でウソついたり、バラしたり、こじれたりするけど、心を許し合いたいとか、もう一度仲良くしたいとか、誠実でありたいということが、あの最期の日に集約されててんだなぁと。涙。

パワポ野郎!って野次られてたのがウケましたが、そこから夢に進んでいった未来を描かれてたのも良かった。

短編映画製作の過程で、映画好きが喜びそうなワードとかパロディがあって、映画への愛情を感じて楽しいし良いのですが、そういう演出の作品を最近よく見る気がして、それって良いことなのかな、、とうっすら思ったりもした。
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