面白かった。「サム・ヴォイス」のサイモン・セラン・ジョーンズ監督作。
お父さんが実は元殺し屋でした系のアクション&コメディ&ロードムービー。
意外と気にしてなかった細かい設定が後から効いてくる、娯楽アクションコメディとして楽しい。人はたくさん死ぬけれど。
タイトルも2つにひっかけているし。
やっぱこういうのはリーアム・ニーソンよりももう少し下の世代の動ける中年が丁度いいと思う。コメディも入るからマーク・ウォルバーグがピッタリ。
ゲームに夢中な引きこもりの息子、好きな男の子を追って同じ大学に行きたい娘、体操選手のキャリアを捨てて結婚した妻と産まれてまだ数年の子供。
家族に自分の素性を隠しながら追手から逃げる、追逃走劇と、家族旅行でラスベガスへ行くロードムービーがミックスされて進んでいくのでシンプルな展開も目が離せず。
追手が何者で何が目的なのか?主人公ダンは家族の絆を取り戻し正体を明かすのか?
2つの意味で、家族の絆・家族の協力をうまい具合にキレイにまとめていた。