せっ

ゴーストバスターズ/フローズン・サマーのせっのレビュー・感想・評価

4.0

不気味な球から飛び出てきた氷のお化けを退治するために新旧のゴーストバスターズが頑張る話。

前作のが評判は良かったけど、私は80年代のあのポップな色使いとチープな雰囲気のゴーストバスターズが好きだったので今回のが楽しめた。緩くわちゃわちゃしながらオバケ捕獲してくれれば何でも良いわ(笑)

CGが進化しても劇中の機械が少しパワーアップしても、結局1番は食いしん坊おばけや車が旧ゴーストバスターズ達に追撃してくるシーンのいかにも舞台セット感のある仕掛。あぁいうのが良いんよ。でも、新しい機械も全然かさばるサイズでアナログなのは、その良さを作り手たちがわかってるからとは思うけど、さすがに現代の技術にしては作りがアナログすぎてそこは違和感だった(主に幽体離脱マシーン)。

あと序盤で既にゴーストバスターズ家族でやってまーすってワクワクする感じだったからそのままそういうのが見れると思ったら、そっからフィービーの苦悩あるのがダルかった。しかもフィービーがこのシリーズ全体を通してメインなのだろうけど、何せ今回登場人物が多いから、人間ドラマに対して関わらないし今回は成長も描かれない人達のシーンがちょこちょこ挟まれて、どっちかで良いなと思った。

ファイヤーマスター出てきてる間に、最初のチェスのお化けの女の子のことなんて忘れてるのよ。

あと、前回はアフターライフという題名で忘れ去られた古着良きものを掘り起こすって感じだからあのオフトーンな雰囲気は良いけど、今回田舎からニューヨークに来た経緯が描かれてないから急にそんなお古がイケイケなんかいと思った。今回の二作目でニューヨークに支店が出来ましたで良かったかなぁ。

前回より好きと言いながら文句ばっかり出てきたけど、1番びっくりしたのはポッドキャストが良い感じに成長してたことだな。次があるならもっとイケメンにうまい具合に成長してますように(笑)
せっ

せっ