コロナ禍の中、物凄く観られた作品。
遅巻きながら、私も観ました。
9年前の作品だが、まるで今年の状況を予言するかのように、かなりこの通りのことが起こってるよなぁという感じ。
みんながマスクをしていて、この薬が有効かもという不確かな情報がSNSで拡散されて薬局で行列や買い占め。
体育館を感染者の隔離場所に使い、死体袋は足りず土に穴を掘って並べられる…
この何ヶ月かで確かにみた光景。
ワクチンの生産には果てしない日数がかかり、その間にどんどん人は死んでいく。
政府の有力者は優遇され、医療従事者や前線で闘った人が亡くなっていく。
映画としては、山場が少ないのかもしれませんが、淡々とリアルでしたね。
最初の感染者美人妻グイネスパルトローの死に様は恐ろしかった。
結局ワクチンが出来るまでは、人との接触を避けることしか道は無いのでしょう。
この四連休、今までの憂さを晴らすかのようみんな出かけてますよね。
観光地も街も凄い人だし、帰省してる人も多い。
このつけがまた2週間後くらいに来るのかなと思うと流石にうんざりします。
冬に向けてウィルスが強毒化しないことを祈ります。