このレビューはネタバレを含みます
聖夜の夜に現れる、純粋悪の化身。
アート・ザ・クラウンはまだ生きていた!
前作で悪夢を生き延びたシエナ。5年後、彼女は精神病を抱えて友達の幻影に苦しんでいた。そんな中、胴体だけとなったアートが動き出し、とある場所へと向かい始めていた。それは新たな惨劇の始まりだった‥‥
グロいっぱい。
これが本当の男女平等!!
大人子供区別無し容赦無し!!
生きたまま口にパイプ突っ込んでネズミを流し込むところがベストだね。ゲロが逆流しているのもよろしい。あとは金的から胴体真っ二つとか。悪意ある画角。
ただ、やっぱり2のあれは超えられない感じはした。まぁアレがおかしいだけだが。
アート・ザ・クラウンの魅力そして恐ろしさは、セリフ無しでジェスチャーのみで伝える愛嬌や心情、そして純粋悪。彼の行いには理由がない。被害者は誰一人として明確に悪い事をしていない。
理由なんてただひとつ。
た だ そ こ に い た か ら
しかもアートの格好をしてた一般人は、気に入ったのか機嫌をよくしたのか襲う描写が無かった。本当に気分次第なのである。主人公関係の人は悪意あって殺してたけど
ストーリーはほぼあってないようなもの。珍しくガッツリバッドエンドという結末。ジョナサンがあっさり消費されちゃったの勿体なくね?
記憶に残るシーンがほぼ無かったのに満足度はそこそこあるという、なかなか変な鑑賞感を残す映画だった。
アートくんを好きになろうなれない映画。
グロ耐性をしっかりつけてから見よう。