想像していないラストだった
主人公デリアは3人の子育てをするいわゆる優しいお母さん
それだけでは済まず、現代のようにパートタイムで働き、内職して、お義父さんの介護もして、本当に大変
それでもそれが当たり前だと思って過ごしており、姑も夫も子供もまたデリアのそれが当たり前のように受け取っている
知っている俳優が一人もおらず、年代も分からず、何の前情報もなければ、いつ作られた映画かも分からない
それくらい違和感無く作っていることがまず、すごい
イタリアの街はまだ昔の街並みが残っているのだろう
物語は中盤以降、えっ、と驚かされる箇所が続出する
どんなジャンルなのかもわからなくなる
ラストもまた然り
全く想像していなかったラストになった
日本ではあまり宣伝されていないし、この先も口コミ以外では話題にならないと思う
イタリア本国で大ヒットしたことは素晴らしい
それが今の強いメローニ首相を生んだのかもしれないと何も調べていない自分は想像している
日本でももっと宣伝して欲しい