子どもの命を救うために、自ら人工心臓を作ることに没頭する父親。
会社の経営、家族を支える母親。
助け合う姉妹。
病気の娘のために、家族で助け合うヒューマンドラマだけではない。
技術者として、絶対に諦めない執念と実行力、いつしかそれは病気の娘の夢にもなる。
医療に置ける学閥の問題、専門分野ではない医療機器開発の数々の困難、必死で勉強し専門家をも凌ぐ知識を身に着ける努力。
心に響く言葉、感動的なシーン、いろんな要因をバランスよく織り交ぜ、誰かの命を救うことの意味を問いかける。
人の役にたつものとは、たくさん人の血と汗と涙の結晶から出来上がっていることを、改めて考えされられた。
