山田万犬Q號

ファウンダーズデイ/殺戮選挙の山田万犬Q號のネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

絶対つまんないと思って観たからおもしろくてビックリした。

これ雰囲気のフォーマットはホラー映画だけどお話のフォーマットはノワール映画というか、ギャング映画ですね。
つまり、対立する二陣営を第三者が引っ掻き回して利益を得ようとする映画。
その第三者がホラー映画的なヴィランということで、なんだかとても新鮮でおもしろく感じてしまったよ。

黒幕は手をくださず実行犯を心理的にコントロールするところとかもすごいそれっぽい。
気が利いてるのは一番最初の教室のディベートのシーンで、この先生は互いに対立させるように人々を動かす人だって示唆してるところ。