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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)のriyonyaのネタバレレビュー・内容・結末

3.4

このレビューはネタバレを含みます

No.35
去年、出来過ぎだった分、今年は平凡な出来だなあ、の前半。
同じ作者だから顔が同じ問題の楽屋落ちを思わせるシーンがチラホラあったり、聖を犯人ぽく見せながら、早い段階で逮捕させたり、後から思うと、ミスリードを誘う仕掛けが全体のリズムだったのかも。
平次の告白には思いのほかドキドキさせらるし、お嬢様のアシストと思わせて、きっちり阻止してるところは惚れる。ベタベタの聞いてなかった展開も全然ベタつかない爽やかさ。思い出すとニヤついてしまう。
そして、そして、ラスト、ラストの告白には、満席に近い会場のどよめきが聞こえた(気がする)。
アイアムユアファーザー超えた…
ちょったるい小粒作品の評が吹っ飛んで、観終わったあとの興奮度はなかなかものだった。
笑える。
今年の祭りのひとつが終わった。

追記
2018年以前から、原作者が「新一とキッドの顔が似ているのには理由がある」と名言していたらしい。
原作を読んでいるとそれを示唆する描写もあるとか。
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