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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)のJohnDaviscomのネタバレレビュー・内容・結末

2.3

このレビューはネタバレを含みます

※漫画は全部持っていて映画も全部観ておりコナン自体は好きですが、その上での辛口評価です
※(更新)今年が一番面白かったっていう意見が多いので、自分がディテール部分の実現性に気を取られてしまって楽しめてないだけなのかも...という気もしてきてます笑

①ストーリー・推理:2/5
②アクション:1/5
③キャラクターの輝き:4/5

昨年の映画が素晴らしかっただけに、今年のコナンには肩透かしを喰らいました。

第一にストーリーは、怪盗キッドと服部平次を組み合わせるためだけに複数の断片を組み合わせたような、非常に混雑した判然としない内容でした。

多くの人が指摘しているように内容が複雑だったから分かりにくかったのではなく、必要以上に多くの要素を一つの映画に入れ込もうとした結果、尺が足りなくなり、混雑が生じてしまったものと考えられます。

第二に、アクションシーンにツッコミどころが満載であるのは今回の変わらず、非常に残念でした。イナズマイレブンのように非現実がコンセプトであればそれが醍醐味となりますが、推理モノという合理性を必要とする映画において、物理的に不可能なアクションを描くのはやめてもらいたいと個人的には思ってます...

また、「ボールを蹴って花火を夜空に照らす」といった”夢のある”非現実さがなく、地味なアクションの一つ一つが物理法則をガン無視していたのが残念です。
ここら辺も去年はすごいよかった気がしてるんですよね...
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