しょうや

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)のしょうやのレビュー・感想・評価

1.8
つまらん、、、
『時計じかけの摩天楼』では全然アリだと感じたご都合主義やムチャクチャ推理が、一切許せなくなっている自分に驚く。無茶論理に必然性や説得力を持たせられなかった演出力の敗北。あらゆる出来事やセリフに「裏打ち」と「回収」をやらないと気が済まない偏執狂的な作り手と受け手の完璧な(もちろん嫌味です)共犯関係。すべての出来事が完全にプログラムされ、だれかの恣意が介在しない物事なんて一つもないんだという、ポスト陰謀論映画。万歳!!
登場人物多すぎ。視点がブレるし制作側の「観せたい」ものが詰められすぎていて何も印象に残らん。いや、周囲の多くの観客は、「最後のアレ」だけ覚えてたんじゃないかな。つまりそこに至るまでの100分間こそが蛇足だったってこと。
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