ぬう太郎

お終活 再春!人生ラプソディのぬう太郎のレビュー・感想・評価

4.5
前作「熟春!」同様、”笑って 泣けて 役に立つ”映画でしたが、「高齢者」の仲間入り間近の私にとっては「役に立つ」要素が強かった。葬儀に対する準備など勉強になることに加え、高齢者としての心構えも。その中でも、たとえ周りに反対されても、夢を持つこと、夢に向かうことは、年を重ねても必要なことであること、このことを主人公だけでなく、スクリーンに登場するどの「高齢者」からも感じられ、生き生きとして描かれている点が非常によかった。
ストーリーの面白さに加え、演者の力量により随所に笑えるシーンが散りばめられており、観ている老若男女みな笑える貴重な映画だと思います。ただし一緒に鑑賞していた客の反応を見ると、年齢によって笑うシーン(笑いのツボ)は異なるようです。
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