ちゃんと観たのは何年ぶりだろう。と言うかレンタルビデオでしか観てなくて、何気に劇場鑑賞初なのだ。
とにかくキャストが若っ！とかMr.ホワイトとMr.ブロンドが共演だぞとか ブラピがぴかぴかだ！とか
…そんな事よりも。
こんなにしみじみ沁みる映画だった！？
昔はピンとこなかった女の生き辛さ 不自由さ しんどさがダイレクトに響いて 泣けちゃった。
わたし大人になったんだな。いや初見時も成人してたけど 人として未熟者だったよ。
以前はテルマの行動がイライラするしルイーズが不器用過ぎてバカだなぁと思って観ていた。
今回、途中でぶっ飛ぶテルマにやった！とスカッとし、打たれ弱いルイーズが愛おしくて堪らなかった。彼女が語らなかった過去の辛い出来事、心の傷を思うと辛くて…。
ラストはお願い翔ばないで！と祈るように見守った。
わたしは心に装填した銃を抱えながらも、フルスロットルで生き続けるよ。
ダイブしなくても女性が生きられる社会にしたいね。
しかしリド爺、昔から一貫して女性に寄り添った映画を作ってたんだね。本当にありがとうだよ。
