はる

インサイド・ヘッド2のはるのネタバレレビュー・内容・結末

インサイド・ヘッド2(2024年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

フィルメーカー来日ファンスクリーニングに当選したのでひと足先に映画を見てきました。
ネタバレに極力配慮して、ファンスクリーニングの部分も含め、感想を。

世界各国で上映されているけど、日本が最後の上映国になると!

まず、監督やプロデューサー、製作総指揮の方々がとってもチャーミング!
感情達をコスプレした人たちが何人かいたけど、入場と同時にその方たちに気づいてくれて「あ!喜び!」「ライリーもいる!」ってコスプレしてた本人たちは嬉しかっただろうな。みんなかは集った質問もユーモア交えながら真剣に答えていたのが印象的だったこの後は日本でバカンスするーとも言ってた。
あとはキャラクターアートディレクターの方もいらっしゃったんだけど、最後のクレジットにおっきく名前が映し出されるところをみると同じ日本人として純粋にすごいなと思った。新しいキャラクター達が前作からのキャラクターと対になるように形をデザインされてるとか、もうその裏話聞いた時このイベントに参加した醍醐味を味わった気分だった。それを知ってるとよりキャラクターに愛着湧いて注目して見れたと思うから、ここにいる人にも知って欲しくて共有するね。
司会の方も本当に場を回すのが上手で好印象だった。


肝心の映画自体の評価は3.7。個人的には前作の方が好みかな、泣ける!とか友情!とかの意味合いが前回の方が濃くて個人的に感情が震えたから。
でもこの映画は監督が言ってたように「もっと自分を愛せるように」作られた映画。「私はいい人」っていう良い面も大事だけど、出来なかったり怖気付いたりダメな自分も愛せるようになると思う、ライリーみたいに。

新しいキャラクター達もどれも魅力的でかわいい!スピンオフとかあったら絶対見る(笑)
個人的にはハズカシのこともっと知りたくなった、あいつ良い奴!

ヨロコビは前作から声優さんが変わって、私は前作がキャラクターと声があってて凄い好きだったから今回はどんな気持ちで見ようか思ってたけど、前作の良いところは残したままアップデートされてると感じたので、私と同じように心配されている方は安心してください、、!!!
今回カナシミがすごい可愛さが増していて表情豊かなんだけどこれを大竹しのぶさんがやってるのかと思うとあの人の演技力は…って感服しちゃう。
シンパイを演じた多部未華子ちゃんには本当に驚いた!!!!前情報で多部ちゃんなのは知っていたけど、知らないで見たかったなぁ……。
それくらい多部ちゃんという存在感を消しながらシンパイを演じてる。声優さん以外が声優をやると、どうしてもその人の元の声がでてそのキャラクターを見ているはずなのに本人の顔がチラつくから集中出来ないことが多いけど、多部ちゃんは完全に多部未華子を消していて凄かった!
純粋に声優のお仕事もっと増えてって思った!!!!
ハズカシを演じたのがマジカルラブリーの村上さんだったのをクレジットを見て知ったんだけどそれ知った上でちゃんともう1回見たいかも(笑)(笑)

前回のソウルフルワールドの時も思ったけど、ピクサーは形や色彩が決まってないものを形づけるのに長けてると思ったし(映画見て!!)、例えばアイスホッケーのシーンを描く時も、ホッケーの杖のさばき方とかブレードの角度とかの緻密さの再現に毎度感心する。これ何食べたらわかるん?🥺

自分にも感情達がもちろんいて、嫌な仕事してる時とか友達と遊んでる時とかこれ打ってる今もあーだこーだ頭の中で暴れてる(笑)かと思ったらちょっと楽しい!
はる

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