何様やねんまん

インサイド・ヘッド2の何様やねんまんのネタバレレビュー・内容・結末

インサイド・ヘッド2(2024年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

言わずもがな、名作の部類に入るだろう。
一作目の設定(アイスホッケーがライリーの性格に大きな影響を与えていること)をしっかり引き継ぐことで終盤、涙腺崩壊祭りが開催される。
「ヨロコビは成長するにつれて減っていく」と言うシーンがあるがホッケーをしている時がライリーにとっての一番大事なヨロコビでそれこそがライリーを作っている大事な要素になっているという部分は滝のように涙が流れた…自分にも当てはまるものがあるからだ…

おそらく、思春期を一度経験したすべての人にささる。
思春期の時に現れた新しい感情は複雑で自分自身を形成したのはひょっとしたら一作目の感情五つより強い力を持っていたようにさえ感じる。

思春期に感情を殺して「なりたい自分への憧れや、なれない自分への苛立ち、なれてる自分を持ちづつける事の難しさ」を思い出した。
ついつい、カッコつけて嫌な自分になってしまうところも自分の素敵な個性なのかもしれない。
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