このレビューはネタバレを含みます
評価はあまりスコアが伸びていないようだけど、言ってみればヘンテコ映画で私は結構好きだった！
まず、何で急に、目が合うだけで襲われるようになったのかってところが
ヴィンセントにも分からないけど、観てるこちらも訳が分からない
その内、目が合っても全部が全部襲ってくるわけではなさそうだなーとか
大丈夫だった相手が急に大丈夫じゃなくなることもあるんだなーとか察しがついてくる
その全てに説明はされない感じもそんなにイヤじゃない
とにかく全力で殺しにくるので、特に子ども相手の時がヒヤヒヤした
絶対にヴィンセントの方が不審者だよ！
そんな風に最初は小ぢんまりとした心配だったのが
どんどん国全体にまで暴力行為が広まって行って、挙動不審がヴィンセントだけじゃなくなったのは良かった
(誤解で犯罪者にされてしまうシチュエーションがすごく苦手なので)
危険としては増したのだけど
同じ状況の人のコミュニティサイトがあるのがそれっぽい
あとワンちゃんが探知機みたい、スゴい✨
唸ったら危険信号よ
こんな中、出会ったマルゴー(？)
世界中を敵にしていても、たった１人が一緒ならそれで良いんだな
襲われたり、襲ったりし合っちゃっても
それはそれで何だかロマンチックな気までしてくる
(もう誰にも襲われなくなったのに、奥さん１人に拒絶されたあの教授の絶望が対照的)
考えてみたらタイトルも、何とも言えず良い
英語の原題よりずーっと良いなーと思った！
