ぽむ

侍タイムスリッパーのぽむのネタバレレビュー・内容・結末

侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

しんさんが可愛かった。ラストの風見が斬られた時、え?斬っちゃったやん。あかんやん。どうなるん?捕まるん?え?って思ってたら映画のシーンでちゃんと斬るフリをしてたみたいで安心した。よかった。ちゃんと2人とも役者だった。

最初の方の殺陣のシーンとかやけに刀軽そうだなって思ってたんだけど、最後の殺陣のシーンのためにあえてそう見せてたんだとしたらすごすぎる。最後の盾のシーンは刀の音とかもちゃんとあって、迫力凄かったし、本当に斬られるんじゃないかとハラハラしながら見れた。 

ところどころにフッて笑える場面もあり、時代劇の廃りとかも現代ならではの問題もあり、色々考えさせられた。時代劇ってそんなに減ってるんか。でもこの映画が始まる前の予告はこれでもか!ってほど時代劇いっぱい見せられたけどね!!

助監督の女の子と演技がインディーズ映画っぽくてなんともいえない。エンドロールで知ったけど、この人役者じゃなくて本当に助監督(それ以外にも色々)やっててすげえ!ってなった。

タイムスリップした侍がしんさんだけじゃなかったってところがいい設定だった。最後のオチとして丸顔の侍もこっちに来てたしね。
しんさんがタイムスリップしたときに、思ったけど、タイムスリップする時代って現代じゃなくて、10年後でも10年前でもありえるわけで、それをこの映画でやってくれてストーリー展開の素晴らしさを感じた。

全国公開をまってた!全国公開してくれてありがとう!知ってる俳優が1人も出てなかったけど、それでもすごく楽しめた。
ぽむ

ぽむ