◯米農家兼映画監督という異例の肩書きを持つ安田淳一監督。自主制作という中で自己資金を投入し、一時期は監督の通帳残高が7000円。1館から全国へ拡大する。
☑︎ラストサムライ笑、出演叶わずの福本清三
☑︎時代劇が好きになるかも?
《没頭度80%再見期待80%》
やば、山口馬木也。
「この映画はちっちゃい宝物がポツポツ落ちている気がする」と語っていた。
年配の方も多い客席は吉本新喜劇を見ているかのような笑い声。
その中で主演の表現に自分はほぼ泣いていたか泣き笑い。
「最後の侍」「まだその時ではない」監督はトム・クルーズ好きなんだなぁ。
時にムズムズするコテコテな笑。
意見分かれる真剣模様。よぎる勝慎太郎事件。個人的にはそれさえもメタとして広く観る場面かなと。
邦画では大きい作品になればなるほど役者の選択ができず、キャストミスと言わざる負えない作品が多々。
規模が小さいとこの作品のようにオーディションなどで選べる役者。
上手いか下手かを感じるのは、結局その作品に合ってるか合ってないか。
やっぱ日本の時代劇って日本人の文化だなと思わされる。当たり前の事を言ってるけど笑
自主制作映画なりの荒さは感じつつも、それを超える笑いと感動がありました。