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クラメルカガリのmitoのレビュー・感想・評価

クラメルカガリ(2024年製作の映画)
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2024年28本目。
塚原重義監督作品。
長編としては同時期に公開中の「クラユカバ」に続く2作目にあたる(はず)
大正〜昭和感の強い作風や、小咄や活劇のような語り口が特徴的で世界観もそれに統一されている。

全体の空気感も良く、作画も丁寧。
クラファンで資金が集まったのも納得の出来ではあるが、その魅力的な世界観故に、恐ろしい程の詰め込みっぷり。
この点は1作目のクラユカバも同様。

結果、その世界観や話の展開を追い切れず、話を追うことに途中で力尽きてしまった。
活劇的な語り方も早口だったり、話がスルスル前進してしまう要因になっているような気もした。
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