宮城県の小さな港町、耳のきこえない両親のもとで愛されて育った五十嵐大。幼い頃から母の“通訳”をすることも“ふつう”の楽しい日常だった。しかし次第に、周りから特別視されることに戸惑い、苛立ち…
吉沢亮はじめ、演者のリアリティがすごい。聾者の方をキャスティングしてるのかな?社会的に弱い立場の方を描くにあたっても、お情けちょうだいという描写じゃなくて、それぞれの人生がただあるんだと思える描…
この監督と言えば、人間関係のしがらみや逃れられない日常の苦しみをきわきわまで描くのがうまく、見終わった後何とも言えない気持ちにさせてくる。今回は耳の聞こえない両親とその子供の話。冒頭無音から始まる…
あたたかい作品。ふたつの世界を跨いでいるからこその視点が描かれている。耳が聞こえない、言葉を発することができないことを障害とかハンディという形でまとめることなく生活者として尊重している点に胸が熱…