サスペンスドラマとして結構楽しめました。
観終えた後、映画というよりも年末年始なんかによくやっている大型豪華TVドラマを観たな感が何故か残りました。『アンナチュラル』(2018)や『MIU404』(2020)の主要登場人物がTV放映時の雰囲気そのままに出て来て、大分時間が経っているのにちゃんとしていて、役者さんってやっぱり大したものだなと感心していたのですが、それがかえって私のTVドラマを観たな感に繋がってしまったのかもしれません。
労働者が団結してストライキを打ち、巨大資本に労働条件の改善を認めさせる展開は素晴らしく労働者は尊敬に値します。ただ、労働者は搾取されあまりにも疲れていて、一回ストライキを打った程度ではどうにもならない状況に置かれている事も感じ取られて、暗い気分になりました。
