ウクレレまさあき

ジョン・レノン 失われた週末のウクレレまさあきのレビュー・感想・評価

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今まで観てきた映画や本のJohnと違ってて、面白かったし驚いた。

John とYoko って、浮世離れしてるバカップルとして認識してたし、その生き方はある種の憧れであり、魅力だと思ってた。“WAR IS OVER”の缶バッジ今でも付けてる。

この映画は、メイ・パンから見たJohn Lennon。Yokoが居ないとこうなる、って想像通り。LAで、もうひとりの自分になる。
映像にあるのは、良くも悪くも、ただ普通のイギリス人ミュージシャン。会う人達はいちいち華やかだけど。酒と薬と馬鹿騒ぎに明け暮れる。たまに息子に会ったり、元妻とも。
たぶん大勢のファン、そして本人も、それを長くは望んでいなかったのではないか。


その後もたまに会って、関係を持つこともあった。のか...

プリンスの元妻、MAYTE の📖自伝読んだ感覚と似てる。結局、JohnにしろPrinceにしろ、彼らの音楽が好きなのであって、必ずしも生き方では無いってこと。
そして、女性の視点って違うんだなって。彼女たちが幼いせいもあるけど。
ほんとに知りたいのは、もっと違うところ。なんだよ。

時間が合ったからシネマ・ロサ②で観たけど、音楽系映画なのに音が小さく、椅子も古くてお尻が痛かった。封切初日なのに15人程度。ちょっと寂しい気分。