ぺー

トラペジウムのぺーのレビュー・感想・評価

トラペジウム(2024年製作の映画)
3.7
映画 トラペジウム(2024)日本/94分
監督 篠原正寛
脚本 柿原優子
声優 結川あさき 羊宮妃那
原作 高山一実
主題歌 MAISONdes「なんもない feat. 星街すいせい, sakuma.

予告編と音楽が気になって観てみた。
乃木坂の人の原作がアニメ化であるが、乃木坂知らん、日向坂を少ししか知らん。
ちなみに主題歌の「なんもない」映画館で聴けて良かった、好きな曲だった。
さて、肝心な物語たが......。
史上最低な自己中心的な東側のクソ女子高生が周りの気持ちなど知らん状態で、西南北の可愛い女子高生巻き込んでアイドルグループを作って地獄に叩き落とされて少しだけ良い女になってくアニメーション映画。
かなりドスが効いてて胸糞も悪い。
みんな容姿良くて可愛いよ。
評価だけ観てみたら平均値寄りの低さだが個人的には面白かった。
しかし約1時間半の中で各キャラの心情が深くなかったので掘り下げて欲しかったのは分かるかも。
展開が早かったかな、都合の良すぎる速さだったからかな。
普通の高校生活を送りたかった、平凡に過ごしたかった人達にとってはかなり残酷なお話。
意外と綺麗事で終わらなくて良かった、東のお母さんも娘の最低な所をしっかり把握してたの良かった。
まぁ、最初らへんでこの女子高生かなりヤバいやつだと思わせるので誰もが察する。
でも写実的、実写的な表現が凄く良い作画や声優の演技で表現されてたので良かった。
アイドル目指すお話じゃないのでそこは注意。
羊宮妃那ボイス神すぎる。
ラストの写真家になったシンジの展示会でくるみとシンジが恋愛的な意味で結ばれてる表現をしれっと入れてるのは天才だった。
普通に亀井が可愛くて制服好きだし推しなんだがお前彼氏いんのかよ、未来で妊娠して立派な母親になっとるがな......整形してもしなくても優しい心の持ち主で傷つきやすいんだなこの子。
シンジの女子高生の制服が趣味は俺も同じや。
華鳥すごいいい人だった。
くるみの目立ちたくないのに舞台に立たされて忙しくて壊れる描写も凄い共感できたんだが、東にも少し共感してしまった、何より友達(複数人)を乱暴に扱う様子は昔の自分と比較してしまった。
Twitterで東のクソな性格を良い雰囲気で描いていてやばいみたいなツイート流れてきていたが、逆にそれが制作陣の狙いなんじゃなかろうか?
老爺の声が西野七瀬は無理があるだろ。
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