今作の情報が出てすぐの頃、現代(実際は近未来)のアメリカで内戦って設定とジェシー・プレモンスの強烈なルックだけで興味津々になって期待していたけど、日本での公開が中々決まらずヤキモキ。
約半年遅れでようやく公開されて、待望の鑑賞。
ジャーナリスト達の内戦中アメリカの地獄巡りってかんじで全編に渡って緊張感が凄かったけど、なによりジェシー・プレモンスが一番怖かった(゚Д゚;)
観てて全体的にゲームの『The Last of Us Part II』を思い出した…
単純なところではホワイトハウスでの攻防のシーンは旧『CoD:MW2』を連想。
なにげに戦闘シーンの動きとか音響が作り込まれていて驚いた!
特に音響に関しては設備がいい劇場でもなかったのに、本当に戦場に放り込まれたような場面が多くて、映画館で観たほうが絶対にいいと思った
(ジャンプスケアみたいなビックリに弱い人は特にウンザリするかも)
キルスティン・ダンストが死んだ目でシャッターを切りまくるのが印象的。
カメラマンのベテランと新人の対比がどんどん後半で重く心にのしかかる…
今作の日本での公開が遅れたために、意図せず映画『エイリアン:ロムルス』に続きケイリー・スピーニーを連続で劇場で見ることになって、今の若手の凄い俳優って印象が強くなったw
もう一番話題になっているけど、やっぱジェシー・プレモンスの演技が強烈。
予告にもあった「どの種類のアメリカ人?(what kind of American?)」ってシーンで、最初は単純にどの陣営か探っているのかなと思ってたら、その後の会話や銃の構え方とかで、「あっコイツ単なる…」って気付いて、さらにゾッとするという…
個人的にはドラマの『ブレイキング・バッド』ぶりに凶悪なサイコ野郎を演じているの見て、やっぱ演技上手え!となった
(キルスティン・ダンストとの結婚のきっかけとなった?ドラマ『FARGO/ファーゴ』シーズン2でも強烈なキャラを演じていたけど、方向性としては『ブレイキング・バッド』のほうが近いと思う。)