このレビューはネタバレを含みます
さすがA24、エグってくるな。
日本でも、もちろんアメリカでも世界的にも言えるんだろうが、『社会の分断』、これを映画で、実写で見せられると100倍くらい身近に間近に感じさせられる。
果たして、この映画が描くのは単なるフィクションか、近い将来か(どこかで聞いたことのあるコピー)。
A24、あまり『賛』じゃかったけど、この映画は衝撃食らったな。
その分野に明るくはないが、「ジャーナリズムとは」にも焦点が当てられているんだろう。
ラストでなぜキルティン・ダンストは足が止まり、反対に若い子はグイグイだったのか。
人の愚かさを多く映し、国の行く末を憂うあのキルティン・ダンストの目、伝わるものがあったな。
展開から彼女の最期は予想できた、普通なら彼女のドレス姿の写真をラストに使うよね?
そういうのじゃないのがA24かよ!
やはりの映像美のとこはさすがでした。
MJのころが懐かしい、気づけば彼女も自分もいい歳こいてんな。
表情で見せる、素晴らしい演技だったと思う。