現実味のあるフィクションを利用して、戦争は対岸の火事ではないと訴えかける、そんな戦争映画。リーの苦悩、ジェシーの成長などなど要素が詰まってストーリーとしても面白かった。
「お前はどの種類のアメリカ人だ?」と問い続ける赤いサングラスのオッサンが印象深い。殺しを楽しんでいる(ように見える)。死体の上のジェシーも含めて、このシーンは2度と見たくない。夢に出てくるから。今日からでも登場してきそう。
あと戦闘シーンがほんとうに駄目。まるでジャーナリストたちと一緒に現場にいるような感覚に陥ってしまう。しかも無駄に明るい音楽をかけるな。
やたら綺麗な映像と大音量で頭おかしくなりそうだったけど、映画館で観てよかったです