元始堀江美都子は太陽であつた

シビル・ウォー アメリカ最後の日の元始堀江美都子は太陽であつたのレビュー・感想・評価

2.7
 「Winter Wonderland」での狙撃手との対峙や、ジェシー・プレモンスとの遭遇シーンなど、スリリングで良いシーンもあるにはあるのだが、どれもシーンの切り上げ方が雑じゃないかしら。
 あと、この主人公ご一行、冷静に考えると「好き好んで戦場に足を踏み入れるめっちゃ無力な人」なので、途中から何やってんだよ感のほうが勝ってきてしまった。中間地点にいる平穏な町の人々をなんとなく揶揄してるけどお前さんたちも大概やで。撮影したスチルを「いい写真だ」とか言ってるのもちょっとどうかと思う。

 音楽の使い方もいまいちだが、特にDe La Soulの"Say No Go"には困惑。感心するしないではなく、マジで何考えてるのかわからなくて戸惑った。もしかしてこの映画の良いところかもしれない。