法一

法一

金にならないgameならget the hell out

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

1.9

 初見時もつまらないなあと思ったものだが、再見してあらためてこれはひどい、『ダークナイト ライジング』よりひどいかもしれないなと。あっちはアン・ハサウェイもいたし。

 とにかく全部のシーンがキツいの
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イップ・マン 継承(2015年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます。

 1、2と続けて観賞したのだが、まさかこんな形で胸を動かされるとは、不意打ちを喰らいまして辛いです。過去作からのショットが挿入される件はやり過ぎだと思うけど、木人椿にまで泣かされるとは思わなかった。殆>>続きを読む

ワイルドカード(2014年製作の映画)

2.7

 スローモーションなどを効かせた最初のアクションシーンがなかなかのダサさ。『イコライザー』の二番煎じにしても(制作時期かなり被ってるから、違うのかもしれないが)酷い。

 ただ、まあ、趣旨が違うという
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クリミナル 2人の記憶を持つ男(2015年製作の映画)

2.5

 この映画のケヴィン・コスナーじゃリーアム・ニーソンやデンゼル・ワシントンにはなれない。メル・ギブソンにも程遠い。トミー・リー・ジョーンズやゲイリー・オールドマンの無駄遣いぶりにも胸が痛む。

 顔照
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フリークス・シティ(2015年製作の映画)

1.5

 単純に全然面白くない。ヤバい。とってつけたような因縁がつまらないのはまだしも、この設定でゾンビ・吸血鬼・人間、それぞれの特性を一切描いていないし、宇宙人の脅威も全然迫ってこない。タイトルバックのテン>>続きを読む

美しき野獣(2005年製作の映画)

2.6

 TSUTAYAで『アシュラ』の監督の作品として紹介されていたのだが、どうも全然別人らしい。しかし『アシュラ』を思わせる要素(悪役のオッサンがファン・ジョンミンに似ていて、なんとなく笑ってしまった)が>>続きを読む

ムカデ人間(2009年製作の映画)

2.2

 ディーター・ラーザーしか見どころのない映画。あのオッサンが危険を冒してまでムカデ人間を製造しなくちゃいけない理由はさっぱり理解できないのだが、とにかくディーター・ラーザーの顔面には説得力がある。

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます。

 オープニングの興奮を残り2時間が超えてくれない。美術館での戦闘は『上海から来た女』を想起するし、それ以上にこんなものよく撮ったなとビックリしてしまったが、なぜかジョン・ウィックだけ相手の位置を把握し>>続きを読む

オクラホマ・キッド(1938年製作の映画)

2.8

 ジェームス・キャグニーが最初善玉とも悪玉ともとれないキャラクターでなかなか面白い。ダンスに割って入ってきて「空気がビロードのようだろう」とか何とか言う。目の前の土地獲得競争に参加しない理由を問われた>>続きを読む

シンコペーション(1942年製作の映画)

2.8

 ラグタイムからジャズの流行までを追った映画なのだが、ポンポン描写が飛ぶので落ち着かない。前半は教会の演奏シーンやボニータ・グランヴィルが夜の酒場で演奏して裁判沙汰になる件(判決が面白い)など見どころ>>続きを読む

ヘッド・ショット(2016年製作の映画)

2.7

 雰囲気もアイデアもあるのだが、なんか盛り上がらない。妙に深刻ぶっているのも気に食わないけれどもそういう問題じゃない気もする。

 終盤は敵組織の強そうな奴らが出てきて、ひとりずつ主人公に倒されていく
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます。

 アカデミー賞の主演男優賞と脚本賞を受賞したというのだが、そこくらいしか褒めるところがない映画だと思った。もっと言うと別に脚本も良くないと思う。なんか甥と最終的に絆が生まれました的な雰囲気出してたけど>>続きを読む

ウォー・ドッグス(2016年製作の映画)

2.8

 なんとなく見られることは見られるのだが、ヒロインがぐうかわな以外、魅力とか長所とかに欠ける映画である。ジョナ・ヒルも最初のマシンガン(あれだってそんなに面白くない)がピーク。マイルズ・テラーの「いい>>続きを読む

人魚姫(2016年製作の映画)

3.4

 チャウ・シンチーがいかに信頼できる人間かを再確認した。ストーリーの粗さもCGの安っぽさ&嘘っぽさも、全部(比較的)プラスに働くマジックが相変わらず炸裂。欠点があるとしたら制作ペースくらいだ。1年に1>>続きを読む

若草の頃(1944年製作の映画)

4.1

 以前廉価版のDVDで観賞したさいも美しい映画だなあと嘆息したものだが、あらためて劇場で見直してみると本当にまあ美しい、そして忘れがたいシーンの連続である。名画ですこれは。
 なんといっても「夏」パー
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現代やくざ 与太者の掟(1969年製作の映画)

3.2

 菅原文太の東映での主演デビュー作らしいけれど、なんか日活の『無頼』シリーズっぽい(名前も五郎だし)。待田京介とのファーストコンタクトが「電車賃の立て替え」なのだが、あれを恩義に感じて殺し合いに参戦す>>続きを読む

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます。

 ぶっとい筆致にアメリカ映画の歴史を感じる。久しぶりに「ヒーロー」というものをちゃんと描いた映画を見たという感じだ。

 まあ同時に狂人でもある人だが。前半のアンドリュー・ガーフィールドはたしかに好青
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VHSテープを巻き戻せ!(2013年製作の映画)

3.3

 「捨ててあるVHSをつい拾ってきちゃうボーイ」だった過去を持つ僕としてはとても楽しかった。VHSっていうか民生用ビデオテープがいかに魅力的なメディアかを再確認する。DVDなんざ本当味気ないもんよ(戻>>続きを読む

スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

-

 家族のことがなんとなく鬱陶しく感じられたり、友人とうまくいかなかったり、自意識過剰になったり、まあそんなのは確かに誰もが多かれ少なかれ身に覚えのあることだろうが、このナディーンさんという主人公の悩み>>続きを読む

昼顔(2017年製作の映画)

3.1

 「すれ違い」がメロドラマの肝だと橋本治が言っていたような気がするが、この映画でも二人が再会するまで、お互いをふたたび求めようになるまでが一番面白い。携帯もネットもあるこのご時世にバスの窓で会話させる>>続きを読む

夜の大統領(1931年製作の映画)

3.1

 なんというか、梅宮辰夫とか松方弘樹の顔がチラつく豪儀な邦題ですが、本編もなかなか。省略をうまく効かせた語り口の安定感はさすがアルフレッド・E・グリーン、ガハハ男の物語に若干滲む物悲しさが渋い。検察側>>続きを読む

ベン・スティラー 人生は最悪だ!(2010年製作の映画)

2.7

 グレタ・ガーウィグは素晴らしい。Judee Sillの"There's a Rugged Road"を唄うシーンも良い。それだけにベン・スティラーが中心にいることの不満が際立つ。

劇場版 虫皇帝(2009年製作の映画)

2.1

 やばすぎるキャラ差など含めて大富豪のおたわむれ感がハンパない(「プライドを賭けた戦い」って誰のプライドを賭けてるんだよ)。25試合もやるだけあって、柴千春vsアイアン・マイケル戦級の番狂わせもある。>>続きを読む

美女と野獣(2017年製作の映画)

3.5

 原作アニメより断然好き。エマ・ワトソンの黄色いドレスが良い。『ノー・ワン・リヴス』のルーク・エヴァンスがガストン役というのは若干淋しい(敢闘していると思うけど、相方のほうが魅力的なキャラだ)。

 
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

2.8

 オリジナルも見ているので話の流れはおおむね知っていたつもりだったのだが、肝となる一点を除くほぼすべてを忘れていたので、その点においては大いに楽しんだ。一部展開・キャラクターについてもケレン味が増して>>続きを読む

パトリオット・デイ(2016年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます。

 犯人の幼稚さが際立つ。行き当たりばったりだからこそのスリルは確かにあると思う。

 しかしそれにしても、マーク・ウォールバーグに愛がどうのとか喋らせて、そのうえ同僚に「お前はやっぱ綺麗な心を持ってた
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モンスタートラック(2016年製作の映画)

3.5

 いやいや可愛い映画じゃありませんか。ロン・ハワードの処女作『バニシング IN TURBO』をなぜか思い出した。可愛い映画というのはいいもんである。街なかおっかけっこ、その後の焚き木、壁を突き破ってく>>続きを読む

前科者(1939年製作の映画)

3.0

 真摯なテーマだと思うがどうも犯罪シーン以外がいまひとつ。

 主人公(マザコン)がデパートで働き始めるのだが、どんどん出世する。それが「タイムカードにものすごい勢いでスタンプが押されていく」という描
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地獄の銃火(1949年製作の映画)

3.6

 なにかこう、オープニングからして異様なテンションの映画だ。いかさまギャンブラーとして出てきた主人公が、実時間でも劇中時間でも5分くらいしか経ってなさそうなのにいきなり敬虔なクリスチャンになるのでびっ>>続きを読む

無頼 殺(バラ)せ(1969年製作の映画)

3.6

 シリーズ中で一番ハマった。正直出来が違うと思う。野添ひとみ(さすがに老けているが)と松原智恵子の共演というだけでもありがたや感あるのだが、ふたりが渡哲也を見送るシーンは素晴らしい。銃弾摘出のシーンの>>続きを読む

無頼 黒匕首(くろドス)(1968年製作の映画)

2.9

 これも松原智恵子が本当に添え物程度の扱いである。川地民夫を主人公にしたほうが面白くなりそうである。

 五郎は対立するふたつの組織と最初ほとんど無関係なのだが、それがどんどん巻きこまれていく……わけ
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無頼非情(1968年製作の映画)

2.8

 東映の悪役顔が多数出演しているせいもあって、これまでのシリーズ作以上にテンプレ感が強い。松原智恵子、なんなんだって感じだ。

夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます。

 まあ、ルーたんのぐうかわぶりに萌え焦がれ転げのたうちまわらんばかりに楽しんだので別に良いんですが、物語らしきものが動き始めるとだんだんテンションが下がってきたのである。

 予告編の時点でめっちゃポ
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最後まで行く(2014年製作の映画)

3.6

 今度公開される『トンネル』の監督(なんか『ミッドナイトFM』の監督だと思って期待していたら別人だった)ということで何となく見たのだが、やだ面白いじゃないですかー。前半数十分の牽引力が素晴らしい。検問>>続きを読む

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

3.5

 『スター・ウォーズ』のトリロジー(Ep. 4~6)を準備する話だが、血統の問題に収斂していく(ように自分には見える)あのトリロジーとは違い、無個性な人たちの無個性な生死が描かれる。どう考えてもスター>>続きを読む

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