法一さんの映画レビュー・感想・評価

法一

法一

金にならないgameならget the hell out

伝説のロックスター再生計画!/寝取り男はロック★スター(2010年製作の映画)

2.7

 アルダス・スノウというキャラクターが、落ち目のロックスターらしいのだが、復帰コンサートがチケット即ソールド・アウト、直前にやったイベントも大盛り上がりと、全然落ち目感がない。そして"African >>続きを読む

ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

3.3

 ちょっと寄った画面ばかりで息苦しいのだが、悲劇に相応しい顔面を堪能できるともいえる。特にキリアン・マーフィーの美しさが過去最高クラスで、青い瞳は痛々しいまでに綺麗。キリアン・マーフィーのファンにとっ>>続きを読む

ギャングバスターズ(2012年製作の映画)

2.8

 アヴァン・タイトルがスーパーダサいので心配になったし、その後も全然良いとは思えないのだが、やりたいことは嫌いじゃない。しかし車いすの少年に肩入れする過程はもっと上手い描き方があったろうにと思う。
 
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ドラッグ・ウォー 毒戦(2012年製作の映画)

4.1

 ジョニー・トーの無慈悲ぶりに震撼する。殺戮の嵐が老若男女を問わず巻きこんでいく終盤のガン・アクションは最高。ルイス・クーのクズっぷりも最高。骨の髄まで刑事なホン・スンレイと同じように、骨の髄までクズ>>続きを読む

超能力者(2010年製作の映画)

2.6

 オープニング、セルフ首ひねりに身を乗り出し、ズタ袋ごしに覗く少年の目の禍々しさに、これはいいかもしれないぞと期待を募らせる。まあそんな描写も含め、なかなかオフビートというか珍奇な呼吸を持った作品で、>>続きを読む

トンネル 闇に鎖(とざ)された男(2016年製作の映画)

3.0

 トンネルが崩落して閉じこめられるのだが、その崩落のスケールがでかすぎて、とてもじゃないが閉じこめられた人(ハ・ジョンウ)が何かして出られるレベルじゃない。どうするんだろうと思ったら、頑張るのはトンネ>>続きを読む

レゴバットマン ザ・ムービー(2017年製作の映画)

3.5

 マーヴル・シネマティック・ユニヴァースとは違うレベルでハイコンテクストというか、パロディネタのつるべ打ちで超カオス。60年代・80年代・00年代それぞれのバットマンはもちろん、ジャスティス・リーグに>>続きを読む

グランドファーザー 哀しき復讐(2015年製作の映画)

3.1

 韓国映画で90分とはめずらしいなあと思い観賞。お行儀が良いというか何というか、あまり突出したところのない演出だが、まあでも楽しく見た。パク・クニョンの佇まいは良い感じだけれど、もっと理不尽に強かった>>続きを読む

従軍慰安婦(1974年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

 三原葉子と緑魔子がいる慰安所か……と一瞬愚息がションボリとしな垂れましたが、しかし最終的にこの二人が一番印象に残る。ベストシーンというとやはりあの運動会のくだりになるだろう。すごく唐突でびっくりする>>続きを読む

二匹の牝犬(1964年製作の映画)

3.6

 小川真由美の声を堪能する。すさまじい声だ! 大きすぎる目と、あのど迫力の声が、映画のテンションの基底にある。小川真由美が出ているだけで面白い。

 緑魔子も(いつも通り)素晴らしい。登場人物たちがほ
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天使の欲望(1979年製作の映画)

2.6

 すごい珍作。悲劇としての説得力はないと思うが、まあでも一見の価値はある。

 ロマンポルノの傑作『絶頂姉妹 堕ちる』を思い出させる箇所がたくさんあり、いどあきおは参考にしたのではないかと思ってしまっ
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ブラック・ファイル 野心の代償(2016年製作の映画)

2.4

 外連味のある絵作りと展開で嫌いじゃないのだが、中盤以降かなり何やっとんねん感が強くなる。音楽に頼りすぎている。イ・ビョンホンの使い方は勿体なさすぎると思うし、お話もこじれすぎていて何が目的だったのか>>続きを読む

可愛いくて凄い女(1966年製作の映画)

3.3

 緑魔子の七変化を楽しむ映画。ショートカットの魔子さまはキャワワ。

 後半が駄目なのだが、天知茂の指揮下で緑魔子・浦辺粂子・園佳也子と集団スリを繰り広げるあたりは面白い。ロベール・ブレッソンやジョニ
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かも(1965年製作の映画)

2.7

 脚本が勝ちすぎているという印象。全篇に渡って繰り広げられる梅宮辰夫のモノローグもさることながら、黄色い花だの赤い花だの、妙に文学的な表現に鼻白んでしまう。輪姦シーンの揺れる葉も、緑魔子の絶叫もいちい>>続きを読む

スパイは暗躍する(1939年製作の映画)

3.4

 ひま潰しに見ましたが、これは面白いです。まずラルフ・リチャードソン演じる諜報員がとぼけた珍奇なキャラクターで、オープニングからグイグイ引っ張る。忙しくて恋人となかなか会えない、という描写が楽しい。ロ>>続きを読む

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(2017年製作の映画)

2.8

 どう見てもヨーロッパなのに杜王町と言い張る、映画はそれで良いんです。でもやっぱりセリフが多すぎるし、特に後半の演出が鈍重になってしまっていて、ひたすら眠い。あとアクションシーンが意外とっていうかなん>>続きを読む

アンタッチャブルズ(2012年製作の映画)

2.3

 オマール・シーが無鉄砲な刑事というより単なるアホに見える。ローラン・ラフィットのキャラもブレまくりだし、捜査とやらも行き当たりばったりだし、そもそもどういう事件なのかもよくわからん。

 ラスト、工
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

1.9

 初見時もつまらないなあと思ったものだが、再見してあらためてこれはひどい、『ダークナイト ライジング』よりひどいかもしれないなと。あっちはアン・ハサウェイもいたし。

 とにかく全部のシーンがキツいの
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イップ・マン 継承(2015年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

 1、2と続けて観賞したのだが、まさかこんな形で胸を動かされるとは、不意打ちを喰らいまして辛いです。過去作からのショットが挿入される件はやり過ぎだと思うけど、木人椿にまで泣かされるとは思わなかった。殆>>続きを読む

ワイルドカード(2014年製作の映画)

2.7

 スローモーションなどを効かせた最初のアクションシーンがなかなかのダサさ。『イコライザー』の二番煎じにしても(制作時期かなり被ってるから、違うのかもしれないが)酷い。

 ただ、まあ、趣旨が違うという
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クリミナル 2人の記憶を持つ男(2015年製作の映画)

2.5

 この映画のケヴィン・コスナーじゃリーアム・ニーソンやデンゼル・ワシントンにはなれない。メル・ギブソンにも程遠い。トミー・リー・ジョーンズやゲイリー・オールドマンの無駄遣いぶりにも胸が痛む。

 顔照
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フリークス・シティ(2015年製作の映画)

1.5

 単純に全然面白くない。ヤバい。とってつけたような因縁がつまらないのはまだしも、この設定でゾンビ・吸血鬼・人間、それぞれの特性を一切描いていないし、宇宙人の脅威も全然迫ってこない。タイトルバックのテン>>続きを読む

美しき野獣(2005年製作の映画)

2.6

 TSUTAYAで『アシュラ』の監督の作品として紹介されていたのだが、どうも全然別人らしい。しかし『アシュラ』を思わせる要素(悪役のオッサンがファン・ジョンミンに似ていて、なんとなく笑ってしまった)が>>続きを読む

ムカデ人間(2009年製作の映画)

2.2

 ディーター・ラーザーしか見どころのない映画。あのオッサンが危険を冒してまでムカデ人間を製造しなくちゃいけない理由はさっぱり理解できないのだが、とにかくディーター・ラーザーの顔面には説得力がある。

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

 オープニングの興奮を残り2時間が超えてくれない。美術館での戦闘は『上海から来た女』を想起するし、それ以上にこんなものよく撮ったなとビックリしてしまったが、なぜかジョン・ウィックだけ相手の位置を把握し>>続きを読む

オクラホマ・キッド(1938年製作の映画)

2.8

 ジェームス・キャグニーが最初善玉とも悪玉ともとれないキャラクターでなかなか面白い。ダンスに割って入ってきて「空気がビロードのようだろう」とか何とか言う。目の前の土地獲得競争に参加しない理由を問われた>>続きを読む

シンコペーション(1942年製作の映画)

2.8

 ラグタイムからジャズの流行までを追った映画なのだが、ポンポン描写が飛ぶので落ち着かない。前半は教会の演奏シーンやボニータ・グランヴィルが夜の酒場で演奏して裁判沙汰になる件(判決が面白い)など見どころ>>続きを読む

ヘッド・ショット(2016年製作の映画)

2.7

 雰囲気もアイデアもあるのだが、なんか盛り上がらない。妙に深刻ぶっているのも気に食わないけれどもそういう問題じゃない気もする。

 終盤は敵組織の強そうな奴らが出てきて、ひとりずつ主人公に倒されていく
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

 アカデミー賞の主演男優賞と脚本賞を受賞したというのだが、そこくらいしか褒めるところがない映画だと思った。もっと言うと別に脚本も良くないと思う。なんか甥と最終的に絆が生まれました的な雰囲気出してたけど>>続きを読む

ウォー・ドッグス(2016年製作の映画)

2.8

 なんとなく見られることは見られるのだが、ヒロインがぐうかわな以外、魅力とか長所とかに欠ける映画である。ジョナ・ヒルも最初のマシンガン(あれだってそんなに面白くない)がピーク。マイルズ・テラーの「いい>>続きを読む

人魚姫(2016年製作の映画)

3.4

 チャウ・シンチーがいかに信頼できる人間かを再確認した。ストーリーの粗さもCGの安っぽさ&嘘っぽさも、全部(比較的)プラスに働くマジックが相変わらず炸裂。欠点があるとしたら制作ペースくらいだ。1年に1>>続きを読む

若草の頃(1944年製作の映画)

4.1

 以前廉価版のDVDで観賞したさいも美しい映画だなあと嘆息したものだが、あらためて劇場で見直してみると本当にまあ美しい、そして忘れがたいシーンの連続である。名画ですこれは。
 なんといっても「夏」パー
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現代やくざ 与太者の掟(1969年製作の映画)

3.2

 菅原文太の東映での主演デビュー作らしいけれど、なんか日活の『無頼』シリーズっぽい(名前も五郎だし)。待田京介とのファーストコンタクトが「電車賃の立て替え」なのだが、あれを恩義に感じて殺し合いに参戦す>>続きを読む

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

 ぶっとい筆致にアメリカ映画の歴史を感じる。久しぶりに「ヒーロー」というものをちゃんと描いた映画を見たという感じだ。

 まあ同時に狂人でもある人だが。前半のアンドリュー・ガーフィールドはたしかに好青
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VHSテープを巻き戻せ!(2013年製作の映画)

3.3

 「捨ててあるVHSをつい拾ってきちゃうボーイ」だった過去を持つ僕としてはとても楽しかった。VHSっていうか民生用ビデオテープがいかに魅力的なメディアかを再確認する。DVDなんざ本当味気ないもんよ(戻>>続きを読む

スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

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 家族のことがなんとなく鬱陶しく感じられたり、友人とうまくいかなかったり、自意識過剰になったり、まあそんなのは確かに誰もが多かれ少なかれ身に覚えのあることだろうが、このナディーンさんという主人公の悩み>>続きを読む

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