法一さんの映画レビュー・感想・評価

法一

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金にならないgameならget the hell out

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双頭の殺人鬼(1959年製作の映画)

2.1

 なにがなんだか。科学者(マ・ドンソクっぽい顔)おまえ何がしたいねん。頭がもうひとつ生えるという発想と、肩に目がぎょろっと出ているヴィジュアルのみ面白い。

 クレジットが殆ど日本人の名前なので「はて
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

2.6

 後半の大部分を占める夜のシーンがまるで夜に見えなくてガッカリだし、研究所という空間の面白くなさも寂しい。これなら『人狼』の地下水道のほうがまだ良かったんじゃないか。研究所炎上も冴えない。『イコライザ>>続きを読む

バッド・バディ! 私とカレの暗殺デート(2015年製作の映画)

2.6

 アクション演出が全然ダメだわ話は底抜けだわで、役者の魅力くらいしかいいところがない。その役者にしても、主役級およびRZAはともかく、ティム・ロスの無駄遣いぶりが目に余る。

はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.1

 もともとサントラだけ聞いていて"Coming Up Roses"という曲が好きで、それでまあ見てみようかなという気になったのだけれども、マーク・ラファロの娘(ヘイリー・スタインフェルドなんだが)まで>>続きを読む

光あれ(1946年製作の映画)

3.4

 当時のお医者さんは今よりも圧倒的に優秀だったらしく、心的外傷ゆえんのチックや発話障害や歩行障害などをものの数分でビシバシ治していく手際はブラック・ジャック先生顔負けである。『ディア・ハンター』の連中>>続きを読む

契約殺人(1958年製作の映画)

3.2

 変なショットもあるが、殺人シーンを描かないことで生まれるスリルと、それゆえ画面上では何も起こらないというほのぼの感が、軽妙なBGMと相まってオフビートなリズムを生む。海外でカルト的に支持されているの>>続きを読む

バッド・ラップ(2016年製作の映画)

2.8

 4人のアジア系ラッパーに密着しているドキュメンタリー。まあDumbfoundeadが主役級といっていい扱いなのだが、印象に残ったのは(『オーシャンズ8』に出演していた)Awkwafinaと、布教もし>>続きを読む

ヴェノム(2018年製作の映画)

2.8

 冒頭で「フライシャーのスプリット・スクリーンや……」とひとりで勝手にウケていた。

 原作をすこし知っているものとしては、映画のトーン(というかエディ・ブロックとヴェノムのキャラクター)の軽さに驚い
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人狼(2018年製作の映画)

2.7

 韓国映画界随一の器用貧乏男にしてミスター雰囲気野郎キム・ジウンの、それにしても空虚なアクション映画。『密偵』もダメだったが、こちらは登場人物がより(無駄に)多いぶん、輪をかけたダメっぷりである。>>続きを読む

判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

3.2

 「言葉」をめぐる映画。しかし後半が「なぜ彼は”その言葉”を言ったのか」という謎解きに費やされてしまって、その退屈さたるや『砂の器』の如し……もっともあちらには加藤嘉がいたが。本作はアーデル・カラムの>>続きを読む

ザ・プレデター(2018年製作の映画)

3.0

 人命の軽さがなかなか清々しいのだが、演出がいまひとつゆえに笑いが突き抜けないもどかしさがある。スターゲイザー(よくわからん組織)のボスの最期なんてもっと面白くならなきゃ嘘だろう。ジョークの応酬でリズ>>続きを読む

修羅の華(2017年製作の映画)

3.0

 前半はシャープで良いと思う。回想シーンではキム・ヘスの顔を一切映さないというのも個人的に支持したい。しかし最後にあんなシーンを挿入するというのは……。

 あと「お~良いな」と思ったのはボーリング場
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犯罪都市(2017年製作の映画)

3.2

 ユン・ゲサンら朝鮮族3人組の何をするかわからない暴力性が良い。彼らが暴力団を乗っ取り、さらにそれと敵対する暴力団の縄張りを荒らしまくるあたりまではなかなか面白くて、そこに加えてチョ・ジェユン率いるこ>>続きを読む

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

2.8

 予告にもあった少女 meets MEGちゃんシーンなど実際見てみるとスリルもへったくれもなく、こちらも呑気に見ていたのだが、2匹目登場あたりから格段にテンションが落ちる。

人生はローリングストーン(2015年製作の映画)

3.9

 いっとき心を許し合ったように思われた二人の他愛ない会話と視線の応酬が、その実ひそかに互いを隔て、遠ざけていってしまうという繊細な関係性が痛々しくて沁みるのなんの。見終わって、この感動的な演技をした人>>続きを読む

ジョン・マカフィー: 危険な大物(2016年製作の映画)

2.8

 アンチ・ウィルス・ソフト業界の巨人、ジョン・マカフィーがイカれたキチガイだと告発する映画なのだが、語り口のつまらなさが際立つ。特にジョン・マカフィーからのメールを表示する件はなぜこの表現を選んだか問>>続きを読む

あくなき挑戦 ジョニー・トーが見た映画の世界(2013年製作の映画)

3.3

 『映画監督ジョニー・トー 香港ノワールに生きて』のようなすっとこどっこい映画じゃなくて良かった。『ザ・ミッション 非情の掟』撮影時の銀河映像の困窮ぶりや『エグザイル/絆』の無軌道ぶりなど、はじめて知>>続きを読む

マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

2.6

 こういう表現も何だが、エロゲーのファンディスクのような話だ。ミュージカルシーンもTVの音楽番組みたい。昨今のミュージカル映画の充実ぶりと比較すると若干淋しい。序盤のストップモーションには目を疑った。>>続きを読む

再会の村、チョンソルリへようこそ(2007年製作の映画)

3.1

 ギャグもドラマも全部滑っている(リュ・スンワンには笑ったけど。ただし彼が結局どうなったのかは明かされないという)が、なぜか撮影と照明が異様にレベルが高くて最後まで見てしまった。パク・チニの顔に当たる>>続きを読む

ゲームオーバー!(2018年製作の映画)

-

 ちんこが出てるんですが、いいんでしょうか。いや作りものかもしれないが(でもそのまんまだしなあ)。

ちいさな英雄 カニとタマゴと透明人間(2018年製作の映画)

3.3

 冒頭で微妙な出来のCGと「ポノックポノック~~心をノックノック~~」などと歌う主題歌が流れて若干落ちこむ。木村カエラ……!

 『カニーニとカニーノ』――めちゃ印象が薄い。『借りぐらしのアリエッティ
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泣き虫しょったんの奇跡(2018年製作の映画)

3.1

退屈な語り口。フラッシュバックの使い方も嫌い。最後の変なコマ落としみたいな演出とか、キャラクターたちの反応を一巡するのとか、アホじゃないかと思った。まあ、テーマの俗っぽさにお似合いだけど(意地の悪>>続きを読む

逆謀-反乱の時代(2016年製作の映画)

2.8

朝鮮王朝が舞台の時代劇でブルース・リーの真似をさせるあたりなかなか神経が太いと思うが、さすがにカッコつけすぎなんじゃないかしら。気障な台詞だの矢視点のショットだのスローモーションの使い方だの、キメ>>続きを読む

高崎グラフィティ。(2018年製作の映画)

2.7

 そもそも5人のキャラクターと関係性が掘り下げられていないという不満があるのだけれど、とりわけ気になるのが感情表出の単調さである。中盤以降、登場人物各位のエモーションの言語化が顕著になる。めっちゃ怒鳴>>続きを読む

花、香る歌(2016年製作の映画)

-

 40分くらいしか見てませんが、これは無理だなと……。パンソリや朝鮮王朝の知識がないというのはまあこちらの問題かもしれないが、主要キャラクターはみな役割しか与えられていない(スジ演じる主人公なんて日々>>続きを読む

最後の切札(1960年製作の映画)

3.2

 強請と女衒と洋品店の主人というみっつの草鞋を履きわけ、小銭を荒稼ぎする前半パートが面白い。松竹らしからぬ(?)汗のひとつぶひとつぶが鮮やかなカラー撮影が奏功しているように思う。
 佐田啓二の純真さを
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七つの弾丸(1959年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

 しつっこく群像劇をやったのち全員あっさり殺す橋本忍スティーロはさすが冷酷。しかしエピローグはまさに蛇足。三國連太郎がとんでもない風貌である。

契約結婚(1961年製作の映画)

3.2

 巻頭がスピーディーで良い。この時期の「インテリが小難しいことを早口でまくしたてる」演出は増村保造も岡本喜八もやっているように思うが、この渡邊祐介という監督も新東宝のモダン派だったのかもしれない。
 
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桃色の超特急(1961年製作の映画)

3.1

 主演の松原緑郎の発声が悪いというか、セリフをまったく言えていない。肝心なところも聞こえなかったりする。

 『或る夜の出来事』をなぞったーーというか殆どもろパクリの箇所もある(いうまでもなく「38度
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黒の凶器(1964年製作の映画)

3.1

 どうでもいいような話だが井上昭監督らしいスタイリッシュな画面が楽しめる。ただ現代が舞台だとどうしても美術が貧相というか……人物が画面の片側(ってかこの映画の場合右側)に寄りきったショットも多くて結構>>続きを読む

日本暴力団 組長くずれ(1970年製作の映画)

2.3

 シリーズ中随一の……いや、おそらくは東映やくざ映画史上でも屈指のおまぬけ映画。全然話が頭に入ってこない。若山富三郎の無駄づかいも切ないものがある。
 鶴田浩二の店の壊されっぷりのみ良い。

検察側の罪人(2018年製作の映画)

-

 馬鹿馬鹿しくて見ちゃいられないのだが、予告編で拳銃が出てくるカットがあって、それに惹かれて見に来たのだからそこまでは我慢して見ようと。でそこを見て帰った。

 木村拓哉も吉高由里子も良い存在感なのに
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

2.4

 スリルもへったくれもない。

 もうとにかくお話が酷い。ネックレスの留め具の件でようやくピンチらしいピンチが訪れたと思いきや、次の瞬間にはもう解決しているという……人を不安にさせようとか驚かせようと
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

 序盤の30分近いワンシーン・ワンカット(『ONE CUT OF THE DEAD』)が、ロケーションを活かしきった、アイデアに満ちた映像で面白い。舞台となる貯水場から屋外へ、そして屋上へと縦横無尽に>>続きを読む

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