シネおじの記憶装置さんの映画レビュー・感想・評価

シネおじの記憶装置

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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.1

 半ば呆れ、半ば感心しながら見ていたのだが、原油が漏れるシーン前後で感心の度合いが若干上がった。やっぱりおバカ系アクション映画には、これくらいやってもらいたいものだ……と。
 それにしてもCGがチープ
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ミアの事件簿: 疑惑のアーティスト(2024年製作の映画)

1.5

 Forbesの「2022年に世界で最も稼いだエンターテイナー10人(The World’s 10 Highest-Paid Entertainers of 2022)」という記事で、映画界では2人だ>>続きを読む

ソウルメイト(2023年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

 泣かされておいて、こんなこと言うのもあれなんですけど、変にややこしい話である。ほぼ回想シーンがメインなうえ、後半は「偽りの回想」がいくつも出てくる。
 あと、登場人物の行動も、例えば、キム・ダミがチ
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犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)

3.0

 相変わらず漫画みたいな音で人を殴るマ・ドンソクさんだが、よくよく考えると、激しく時間が経過していてビビる。第一作からすでに劇中時間で11年ほど経っている。何歳なんだ。次作も3年後?らしいし。第八作ま>>続きを読む

カラーパープル(2023年製作の映画)

3.2

 ヴィスタのスクリーンを、メインキャストの堂々たる体躯が占有する。Anthony Hamiltonの名曲"Sista Big Bones"を思い出した。アフリカン・アメリカンの映画はそれなりに見てきた>>続きを読む

マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.0

 まあ正直、序盤のわざとらしいセリフだの、アクションシーン(特にラスト)のしっちゃかめっちゃかな編集だの、出来が良いとはやはり思えない作品ではあるのだが、しかし『マーベルズ』だの『ソー』だの『モービウ>>続きを読む

悪女(2023年製作の映画)

2.1

 まあなんというか、映画でも何でもそうだけど、登場人物を「こいつらアホなんちゃうか」と思いはじめたらもうダメだよね。

 ストーリーテリングの拙劣さ、画の面白くなさ、音楽のどうでもよさなど、幻滅しなが
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社長外遊記(1963年製作の映画)

2.5

 今回の社長は子沢山。「先代社長」が出てくるのも久方ぶり。

 前半のフランキー堺大暴れがまたもケッサク。後半はハワイが舞台となり、森繁の歌声が泣かせる。しかしこれも全編実に渡ってヌルいねー。
 照明
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続社長漫遊記(1963年製作の映画)

1.9

 前篇に較べて見どころがなく、ただただ、だらだらと流れていく。雪村いづみの扱いも良くないと思う。

Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼(2007年製作の映画)

2.3

 設定はユニークなのだが、第二の人格と喋りすぎ。状況説明、心理解説、今後の予定と、とにかくやたらとベラベラ喋りやがるので興ざめする。女刑事のパートも説明が多すぎるが、それ以前に、このパート自体ほぼ不要>>続きを読む

社長漫遊記(1963年製作の映画)

3.1

 フランキー堺の芸達者ぶりに感心した。「アメリカ人風"アカシアの雨がやむとき"」などという、タモリみたいな芸が最高。これだけでも一見の価値ありですよ。
 雪村いづみと流暢な英語で会話したあと、バリバリ
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続社長洋行記(1962年製作の映画)

2.7

 某大物俳優の中国語が聞けて満足度が高い。なんでこんなにうまいんだと思って調べたら、中国出身だった。

 これも何やってんだかという話ではあるのだが、藤山陽子が綺麗なので、まあいいかという感じになる。
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ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)

3.8

 このドキュメンタリーの最も素晴らしい部分は、Bob Dylanがソロ・パートをどう唄えばいいかわからず、Stevie Wonderに助言を求めるシーンだ。さらっと描かれるが、アメリカのポップスを愛す>>続きを読む

社長洋行記(1962年製作の映画)

2.4

 森繁久彌が堅物だったり、加東大介の恋人が草笛光子だったりと、それまでと一風変わった設定はあるものの、基本的には平常運転。
 例によって恋に破れて酔ってクダまく小林桂樹(『吹けよ春風』での強烈な泥酔演
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渡る世間は鬼ばかり ボロ家の春秋(1958年製作の映画)

2.5

 映画を見ていると、時折「岡本喜八か増村保造が監督していればよくなったであろう作品」に出くわすのだが、本作もそのひとつ。
 吝嗇の有馬稲子(個人的な好みで言えば、もうちょっと可愛げのあるキャラクターで
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開戦の前夜(1943年製作の映画)

2.3

 太平洋戦争の開戦前夜なのに緊張感がない、というか開戦する気配もない。いちおう、開戦の?準備がバレたらまずい→田中絹代が頑張る、という話ではあるのだが……アメリカ人の諜報員(日系という設定も特にない)>>続きを読む

痛快なる花婿(1960年製作の映画)

2.5

 芝居がショット間で繋がってない感じがかなり気持ち悪い。そんな中で、小山明子の実家(おもちゃ問屋)での空間描写が際立って精緻。

瞳をとじて(2023年製作の映画)

3.5

 横長の箱(函)の映画。だから、ヨーロピアン・ヴィスタも必然なのだが、私がみた映画館はアメリカン・ヴィスタのスクリーンに映写していて、横が余っていてすごくガッカリした。
 いくらなんでも長すぎるし、台
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続サラリーマン清水港(1962年製作の映画)

2.8

 森繁久彌も三木のり平も好調で笑えるが、今回は小林桂樹がいつにもましてハッスルしている。司葉子とのラブコメも可愛いし、オチの展開にひとひねりあるのも良いですねえ。河津清三郎はもっと格好良いキャラでもよ>>続きを読む

“それ”がいる森(2022年製作の映画)

1.8

 ブラッドオレンジにかじりつく相葉雅紀がどう見ても異常者なので「そういう映画か~~」と思ったら、全然そういう映画じゃなかった。
 中田秀夫の中でも下の部類に入る。

緑の夜(2023年製作の映画)

2.8

 ファン・ビンビンがイ・ジュヨンを自宅に迎える展開が唐突すぎて困惑してしまった。他にも結構ムリヤリな展開はあるけれど、まあでも映画なので。
 良かった点としては、手話演出。ここ数年、手話を取り扱った映
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サラリーマン清水港(1962年製作の映画)

2.8

 「浮気がバレそうだったけど何とかした」がクライマックスにくる映画すごいな。しかし新珠三千代が超絶美しいうえ、クローズアップで「あたしの身体全部あげたっていいわ……」などと述べるシーンがあり、さすがに>>続きを読む

風と共に散る(1956年製作の映画)

4.4

 サビから始まる歌みたいな映画だ……と驚いたのだが、終わってみたら全編サビだった的な。ORIGINAL LOVE"接吻"みたいな映画だ。もう一回見たい。

流砂(1950年製作の映画)

3.4

 モノローグで説明しまくるなど映画としてはちょいと不細工だが、「逆わらしべ長者」とは言い得て妙なプロットと、ミッキー・ルーニーの小者感の相乗効果でグイグイドライブする。毛皮のコートや、叩くと音がなる変>>続きを読む

続サラリーマン忠臣蔵(1961年製作の映画)

2.7

 本作、東宝にも国立映画アーカイブにも上映用フィルムがないらしい。DVD・配信しか見る手段がないそうだが、ソフト用のマスターを作った後にフィルムをジャンクしたということなのだろうか。

 基本的に金策
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サラリーマン忠臣蔵(1960年製作の映画)

2.9

 このシリーズの中では力作といえる内容。まずキャストがすさまじく豪華である。池部良(あまり役に合ったキャストとは思えないが)はまだしも、三船敏郎+志村喬には驚いた。東野英治郎の憎たらしさもさすがに巧い>>続きを読む

アイ・キャン・スピーク(2017年製作の映画)

2.5

 「日本では上映不可能」とアートワークにあるが、何が? と不思議だったのだけれど、終盤の展開で、なるほどなと。しかしそれって、『オッペンハイマー』のように(日本の配給側が)勝手に気を遣っているだけだと>>続きを読む

続・社長太平記(1959年製作の映画)

1.9

 正続編の、続編のほうで突然カラーになるとは……しかも監督も変わるとは。あっけにとられましたワタクシ。監督が変わっても、相変わらず何もかも激ユルだが、照明などはハッとさせる瞬間がある。

 加東大介が
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社長太平記(1959年製作の映画)

2.3

 ようやくコメディ映画らしいシチュエーション(軍隊時代と階級が逆転する)が導入されて面白くなるかと思いきや、相変わらずヌル~い描写が続くので困ったもの。もはや続編に引っ張る仕掛けすら用意されない。ただ>>続きを読む

燈火(ネオン)は消えず/消えゆく燈火(2022年製作の映画)

3.0

 ジョニー・トー『スリ』や『七人楽隊』などと並ぶ、香港まちなみ懐古映画である。劇中に何度も挿入される在りし日の香港のネオンの氾濫ぶり、そして現在の街並みの味気無さ。もちろんグッとくるのだけれども、かつ>>続きを読む

シャクラ(2023年製作の映画)

3.3

 序盤~中盤までのシンプルさに、思わず『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を想起。アクションは言わずもがな、画面もバチバチに極まっていて、この塩梅で最後まで行っていれば、というか何ならあの大乱闘近辺>>続きを読む

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

2.5

 キャラクター描写が面白くなく、「このあと何が起こるのかな」というミステリ的興味しか持続しない。後半はその展開に対しても色々ツッコミを入れたくなる感じにはなってくるのだが、それよりも、以前に描写された>>続きを読む

はりきり社長(1956年製作の映画)

1.4

 ウオォォォォオオオオおもんな!! 画面が退屈すぎてきつい。渡辺邦男って早撮りでマキノ雅弘と比較されてたらしいけど……。
 司葉子(英語を喋る)だけが救い。ジョージがめちゃ日本語うまいのは笑った。

続へそくり社長(1956年製作の映画)

2.3

 前篇と同じくらい焦点のブレた話だが、古川縁波がやりこめられるシーンは良い。八千草薫は最強に可愛い。
 冒頭10分ほどが前篇の振り返りなのはさすがに長すぎ。しょうがないけど。

へそくり社長(1956年製作の映画)

2.4

 すごい面子でゆる~い話。しかしそれだけに、森繁久彌と越路吹雪の濃密な夫婦生活描写が妙に生々しい(「おいろけ」って感じだ)し、堕胎がカラっと口にされるのも恐ろしい。
 司葉子が綺麗なのだが、やはり本作
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K.G.F:CHAPTER 2(2022年製作の映画)

1.3

 前篇に比べて編集は落ち着いたのだが、もはやわけのわからんスケールの話になっていて、終始困惑しながら見た。人間関係も相変わらず全く飲み込めない。徹頭徹尾、変な人物を持ち上げるめちゃ歪なイメージビデオと>>続きを読む

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