サトタカ

シビル・ウォー アメリカ最後の日のサトタカのレビュー・感想・評価

4.0
ソノヤ・ミズノがどこに出てたか、わからなくて後半を2回観た。

やたら予算がかかってる映画らしいんだけど確かに『ホワイトハウス・ダウン』よりホワイトハウスまわりの戦闘シーンはリアリティがあったな。

『スパイダーマン』のMJやってた頃は苦手だったキルスティン・ダンストだけど、ドラマの『ファーゴ』のペギー役ですっかりファンに。

今回もなかなか気合いの入った演技で、ベテラン戦場カメラマン、リー役をしてくれていました。
『ファーゴ』の共演をきっかけに交際〜結婚へと至ったジェシー・プレモンスがまた強烈な印象を残す赤サングラス兵士役で。あのいやぁな尋問シーン、最高でしたわ。なんかの記事では本当は別の役者がやるはずだったのに急に来れなくなってその場にいたジェシー・プレモンスがいきなり代役になったとか。そんな面白い話あるかね?盛ってない?

カメラマンの玉子、ジェシー役のケイリー・スピーニーは年の割にかなり幼く見える女優さんでしたが、毅然とした芯の強さも感じさせる演技でよかったです。

生命の危険のある戦場でガンによる「シューティング」シーンを、カメラで「シューティング」する戦場カメラマン。普通の人にはできない、リスクが高すぎる仕事だ。だからこそアドレナリン出まくりで「生きてる」実感も得られるのかもしれない。何かのタガが外れてるけど。

ジェシーは終盤、戦場カメラマンとして完全に覚醒する。これは成長として喜んでいいのだろうか?

それにしても、彼女の持ってたニコンFE2では、あんな連写はできなそうな気がした。
ものすごいスピードで巻けばいけるんかな?
サトタカ

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